
嫌われ女と好まれ女
お箸の使い方だけで男に嫌われる…?男性が気にする女性の動作とは。
自分の印象を少しでも良くしたくて、笑顔や話し方に気を使っている人はきっと多いかと思います。でも実は、「動作」というものも人の印象を左右する大きな要素になるんです。
特に「異性の動作」に対する関心は男女共に高く、女は男の動作が気になります。
そして男は女の動作を気にして見ています。
初回デートでお箸の使い方を目の当たりにした瞬間、お気に入りの女性に対する熱が冷めてしまう男性もいるといわれるほどです。
今回はお箸の使い方を始め、男性が気にする女性の所作について考えてみましょう。
動作や行動に違和感を覚える瞬間
いつもよりも長く友達と一緒に過ごしたとき、ふいに自分と相手の行動に大きな違いがあると気づくことがあります。お互いのペースや癖がわかっている昔からの友達でも、一緒に旅行してみたら驚きの動作や習慣が沢山見つかった…という経験、皆さまはしたことがないでしょうか。
たとえば…
- ごはん中、一滴も水を飲まない。
- 歯磨きは必ずお風呂でする。
- 枕を使わずに寝る。
こういう習慣を持つ人は世の中に少なからずいますが、同じ習慣を持っていない人からすると違和感がありますよね。
そして思わず、「何でお水飲まないの?」「何でお風呂で歯を磨くの?」「枕なしで寝て、首が痛くないの?」と友達を質問攻めにしてしまいます。
人は「自分は自分、人は人」と口では言いながらも、結構人のやることを気にする傾向があります。
相手が気を使わない女友達であれば、一つ一つ「何で??」と訊くこともできますが。
しかし、相手が出会って間もない男性や付き合い始めたばかりの彼氏だった場合はどうでしょうか。
驚きを顔に出すこともできず、訊きたいけど訊けない状態になるのが普通ですね。
気になり出したら止まらない… 食事中の「違和感」
元々赤の他人だった男女が一緒に暮らし始めると、お互いの生活習慣に驚いたりイラついたりする出来事に多々遭遇します。中でも結婚したての二人にとって大きなストレスになるのが、「食事中に感じる違和感」です。
例を挙げてみますね。
- 同じおかずばかり食べるのが気になる。
- テレビを見ながらご飯を食べるなんて、信じられない。
- お箸の使い方が雑。
- 肘をついて食べるのはやめてほしい。
- ご飯のときぐらい、携帯は触らないでもらいたい。
自分にとっては当たり前の食事中の動作が、パートナーにとっては普通じゃない。
そしてパートナーが普通だと思ってやっていることが、自分には大きなストレスになる。
…これは男女にとって決して珍しいことではなく、同棲生活や結婚生活を送ったことがある人ならば誰もが多かれ少なかれ経験することです。
多くの人は、食事のときの人の行動を気にする傾向があります。
そして一度気になり始めると、気になって気になって仕方がない状態になります。
食事のときは人と同じテーブルに向かい合いますので、人の一挙手一投足がつぶさに目に入ってきますね。
このため、他のシチュエーションのときとは比べものにならないほど細かなことまで気になり、イライラ感も高くなります。
中には、自分の夫・妻、彼氏・彼女の食事中の習慣やマナーが気になり、「あの人とは一緒に食べる気がしない」という心境にまで陥ってしまうこともあります。
人に嫌がられるお箸の使い方
好きな人や恋人のお箸の使い方が気になると言う人は、男女共に非常に多いといわれています。楽しいはずの食事の席でお箸の使い方一つで相手を不快にさせてしまっては、せっかくのデートも台無しになります。
ここでは特に人が嫌がるお箸の使い方を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
- お箸の持ち方が正しくない。
- おかずにお箸を突き刺して取ったり食べたりする。
- 使用中のお箸を箸置きではなくテーブルに置く。
- お箸の先を噛む。
- 茶碗を口に当て、お箸を使って中の食べ物を掻き込んで食べる。
- お箸を人差し指のように使って、相手の方向を指す。
- 料理が盛られている皿や自分用の取り皿を、お箸でずるずると引っ張る。
これらは一緒に食事をしている人を不快にさせる代表的な動作ですが、お読みになったときに「えっ?これもダメなの…?」という項目があったという方は、無意識のうちに人に嫌がられるお箸の使い方をしている可能性大ですので、注意が必要です。
なお、他にも有名なマナー違反として、「渡し箸」と「箸渡し」があります。
言葉はそっくりですが意味内容はそれぞれ違います。
念のために説明しておきますね。
- 渡し箸:使用中のお箸を食器の上に置く。
- 箸渡し:お箸からお箸へ直におかずを渡す。
日本は礼儀作法を大切にしてきた国ですので、食事中の動作にも沢山のタブーがあります。
但し、一緒に食事をする相手がお作法の先生であったり、マナーブックを持ってきてチェックするというようなことでもなければ、普通は「常識の範囲内での行動」を心がけていれば、人を不快にさせることはまずないでしょう。
特に好きな人とのデートでは緊張感もあり、そうそう失礼な行動を取ることはないかと思います。
大切なことは、「相手に見られている」という意識を持ち、動作一つ一つに気を使うことです。