
嫌われ女と好まれ女
孤立しても嫌われていることに気づかない…他人に厳しい女の実態
『人に優しく、自分に厳しく』…人としてのあり方を示すこの言葉、知っている方も多いのではないでしょうか。子供の頃には親や先生からも、友達を大切にしなさいとか人に優しくしなさいと言われましたよね。
その通り実践するのはなかなか難しいものですが、人には優しくすべきという考えが根付いている人には、まわりにきついことを言った後に「ちょっと厳しく言いすぎたかも…」と反省する心があります。
また、自分には厳しくあるべきという考えがあるから、だらけすぎたり遊びすぎた後には「こんなことじゃダメだ!」と自分に活を入れたりすることができるんですね。
でも世の中には、とことん他人に厳しい女も存在します。
他人に対して厳しい女の特徴は…
- 他人の欠点しか見ない。
- 自分のあり方を疑わない。反省もしない。
「私はちゃんとやってる。あんた達はやってない」という物差しで他人のことを見ているからです。
重箱の隅をつつく「お局さん」
他人に厳しい女の典型として、昔からよく挙げられるのが『お姑さん』と『お局さん』です。
お姑さんというのは、家の中のことにうるさい女というイメージがありますね。
嫁姑問題は色んな女性誌でもよく取り上げられますし、ドラマの中でも見かけることがあります。
お局さんも、人の足りないところや失敗を指摘ばかりする女として扱われています。
姑は家を仕切りますが、お局は仕事場を仕切ります。
とにかく他人に厳しい。
態度が意地悪で、口を開けば文句を言うため、まわりの人たちからいつも警戒されています。
重箱の隅っこにほんの少しでも汚れが残っていたら、すかさず指摘してくるほど細かいということから、『重箱の隅をつつくお局さん』と表現されることもあります。
他人に厳しい女はすぐチクる
他人に対して厳しい視線を向ける女は、まわりの人の失敗を指摘したりきついことを言うだけでなく、それを即座に人にチクりに行くという特徴も持っています。
仕事でミスをして厳しいことを言われただけなら、何とか精神は持ちこたえられるかも知れません。
しかし、そのことを他の人にまで広められ見世物のようにされると、叱られた本人のプライドはズタズタに壊れてしまいます。
他人に厳しい女の前でミスをすると…
- その女から必要以上にネチネチ言われる。
- ミスをしたときの話をまわりに広められ、注目の的にされる。
- 職場の責任者にチクられ、後で上司からも怒られる。
丁寧に仕事をしていても、「手が遅い」だの「気が利かない」だの言ってくるような女ですので、その女に失敗しているところを見られたときには地獄が待っています。
嫌われ女と嫌われない女の境界線はどこにある?
どんな仕事場にも厳しい女性はいます。
叱られたとき凹んでしまった経験を持つ方も結構多いのではないでしょうか。
けれど厳しい人全員が嫌われ者というわけではありませんよね。
厳しいけど尊敬されている人もいるし、頑張って付いて行こうという気持ちにさせてくれる人もいます
厳しいことを言われたとき、私たちが受け入れられるか受け入れられないかの差は、きっとこんなところにあるのではないでしょうか。
- 相手のことを思ってあえて他人に厳しいことを言う女性は、まわりに受け入れられる。
- 自分が優位に立つために他人に厳しいことを言う女は、皆から嫌われる。
そういう人から指導された場合は、落ち込むことはあっても「嫌い」という感情が沸くことは滅多にないのではないでしょうか。
自分に厳しい人の言葉には説得力がありますし、尊敬できるところもあるからですね。
反対に、ミスを指摘したり厳しいことを言うことで自分が優位に立ってやろうという魂胆が見える女は、ありとあらゆる人に警戒され嫌われます。
結局のところ、人に対して愛情(優しさ)を持っていない女は、人に愛されないということになるのだと思います。
他人に厳しい根性悪女=近づきたくない存在
他人に厳しい女は、まわりの人たちから「あの人はろくなことを言わない」「一緒にいると嫌な思いをさせられる」という目で見られています。
他人を責めてばかりいる女には、当然ながら誰も寄りつきません。
したがって、こういう女はどこに行っても必ず孤立します。
人に厳しいことを言う女は、職場でもプライベートでもまわりから警戒されますので、気の合う仲間や友達というものに縁がない人が多数を占めます。
…ということは会社でも家でも孤独な女ということになります。
ちなみに何十年も同じ職場に勤め、古参とか古株と言われるお局さんの多くは、万年独身女が多いそうです。