
嫌われ女と好まれ女
自意識過剰女の言うことなんて、誰もまともに聞いてはいない
自分に自信を持つことは良いことです。
自分の中に、「ここだけは譲れない」と思う部分や「これだけは絶対誰にも負けない」といえるものを持っているのも良いことです。
但し自意識過剰女にはならないよう、充分気をつけましょう。
自意識過剰になると人に嫌われます。
自意識過剰女が話すことといえば自分のことばかりで、誰もまともに聞いてくれません。
自意識過剰な女は人の心を読むのが苦手
自意識過剰な女とは、自分のことを過剰に意識している女。
自分を意識しすぎて、まわりからも注目されているような錯覚を持っている女。
そんな女ですので、他の人たちとは感覚が大きくズレています。
自意識過剰な女にとって自分物語ほど最高のものはありません。
「私って何でこんなに頭がキレるのかしら♪」「こんなに凄い大恋愛ができるなんて、さすが私♡」等々、自分のやること成すこと全てがドラマチックなことのように感じます。
そして困ったことに、その物語は他の人にとっては全然面白くないということがわかりません。
きっとこの話を聞いたら、皆も驚くだろうな…ぐらいの自信を持って、つまらない話ばかり人に聞かせます。
また、相手の反応から気持ちを察するのも苦手です。
相手が全く話に乗ってきてくれないとか、退屈そうな顔をしているということに気づかず、どんどん自分の話を続けます。
こんな女の言うことなんて、真剣に聞いてくれる人がいるはずもありません。
主語が全部「私」の女
自意識過剰な女は自分の話をするのが大好きなので、主語はいつも「私」になります。
- 「私は」
- 「私って」
- 「私の場合は」
- 「私なら」
- 「私の経験からすると」
私だらけの主語を並べてみただけで、こんな女の話は聞く気がしない…という気持ちになってきますね。
上から目線で人を見ている
自意識過剰な女は、色んな面で自分は凄いと思い込む傾向があります。
特にどこに自信を持っているかは女によって違いますが、総体的に「私は他の人たちより一段上にいる」「私はそんじょそこらの女とは違う」というような意識を持っている女がほとんどです。
- 私は他の人たちより優秀。
- 私は友達の中で一番美人。
- 私は職場内で一番モテる。
…このような意識を持って人と接していきますので、人に対する発言内容も上から目線になりがちです。
まわりの人が何かに悩んでいるときは、「あら。あなたも私のようにこうすればいいのに」という切り口でアドバイスしてきます。
こういう言われ方をすると、まるで「あなたって馬鹿ね」と言われているようで鼻に付きますね。
人の話を自分の話にすり替える
自意識過剰な女がまわりから嫌われるもう一つの理由は、他の人が話しているのに、それを自分の話にすり替えてしまうことです。
言い方を変えれば、『人の話に聞く耳を持っていない』ということになりますね。
友達同士の話に首を突っ込み、「そんなの、こうだよ。私だったらこうするけどなー」というように自分の話にすり替えていきます。
自分大好き人間が自分の話をするときというのは勢いがありますので、友達は自意識過剰な女に押されて発言ができなくなることもあります。
こんな女が人に好かれるわけがありませんね…。
芸能人と対等のつもり…?
自意識過剰な女は、他の人が話していることを自分ストーリーに変えてしてしまうのが得意です。
そしてその傾向は、職場の人たちや友達など身近な人だけに出るとは限りません。
多くの自意識過剰女に見られるのが、有名人のニュースを見てあれこれ言うケース。
アイドルが結婚報告をしたら、「私ならあんな男は選ばないけどなぁ」と言う。
三角関係や不倫のニュースを見れば、「もっと上手くやる方法があるのに。私ならあんなダサいばれ方はしない」と言う。
… 一体あなたは何者ですかと問い正したくなってきますね。
そもそも、あなたはどの目線で芸能人というものを見ているのと訊きたくなります。
私は特別な存在だとか、他の人よりも優秀だとか魅力的だというような思い込みがあると、自分の立ち位置というものが客観視できなくなります。
まわりに言わせれば、「あんたは一般人だろ」ということになりますが、当の本人はもしかすると自分は芸能人にもひけを取らないと思っているのかも知れません。
こんな女の発言というのは、聞いている側が恥ずかしくなります。
自意識過剰女は人と共感できない
自意識過剰な女の実態が示す通り、この手の女はまわりの人と共感し合うことができません。
話を聞いている人が退屈な顔をしてもわからないほど人の気持ちに鈍感ですので、友達と気持ち合わせをすることができません。
また、上から目線で人を見ているため、人のことを見習ったり、人から学ぶということをしません。
ところで恋愛関係においては、共感ってとても大事ですよね。
恋人が疲れているときは励まし、嬉しそうなときは一緒に喜んであげる。
共感ができるからこそ、恋人のおかげで楽しいことは2倍楽しく感じられますし、辛いことは半減させられます。
自意識過剰な女は「私はモテてる」と思っているかも知れませんが、実際にちゃんと愛してくれる人がいるのかどうかは疑問です。