「やる気」に頼る人は成功しない。「習慣」を大切にする人が成功する。

「こうしたい」「ああしたい」「こんなことができそうだ」など、やる気を前面に出している人を時折見かけることがあります。

勿論やる気というのはないよりもあった方が良いかと思いますが、野心を持つ人は必ずしもやる気だけに頼っているわけではないと私は感じます。

成功者たちは、一体どんな形で野心を体現させているのでしょうか。

成功に向かって歩む道というのは一人一人違います。

求めるものも方向性もそれぞれ違うでしょう。

しかし、成功した人たちにはいくつか共通点も存在します。

今回はその中から、『物事を習慣化させる』という成功者の行動パターンに注目してみたいと思います。





「習慣=当たり前のこと」を増やして成功に近づく

一般人と比べ、成功者というのは驚くほど沢山の『習慣』を持っています。

習慣とは、毎日実行するのが当たり前になっている生活の『必須プログラム』のようなものだと思います。

最もわかりやすい習慣といえば、朝起きて顔を洗ったり歯を磨いたりするという行動がありますね。

私たち大人にとっては当たり前すぎる習慣ですが、幼少の頃はまだ習慣が身に付いていなくて、親から「顔を洗いなさい」「ちゃんと歯を磨きなさい」と言われていたのではないでしょうか。

人は習慣化できていないことをやるのは、面倒臭いこと・大変なことと感じます。

子供の頃を思い出してみると、生活の中には沢山の『面倒臭いこと』『大変なこと』がありましたよね。

・部屋の片付け

・宿題

・決まった時間に自分で起きる

しかしこれらの行動一つ一つも、生活の中に組み込んで習慣にしてしまえば苦にならなくなります。

アラームをセットして自分で起きるのも当たり前、遅刻をしないように時間を見ながら準備するのも当たり前…というように、『当たり前のこと』というのは『難なくこなしていける』からです。

何かに取り組むとき「よーし!やってやるぞ!」と、いちいちやる気を奮い立たせるという方法は、疲れやすく長続きさせにくいものだと思います。

いろんなことを習慣にすれば、肩に力を入れることなく当たり前にスイスイこなせますので、持続もさせやすくなり、より成功させやすくなります。





人間「当たり前のこと」はサボらない

一旦習慣化したことというのは、その人にとって『当たり前のこと』になります。

従ってよほどのことがない限りサボらなくなる…というのも、習慣が成功につながる大きな理由だといえます。

人は当たり前になっている生活習慣をサボると、気持ち悪く感じたり罪悪感に襲われたりするようになります。

たとえば、運動フェチの人というのは身体を鍛えるのが習慣になっていますが、1日でもトレーニングをサボるとイライラして調子が悪くなると口を揃えて言っています。

私たちが朝起きて顔を洗わないまま外出するのが耐えられないのと同じように、鍛えるのが習慣化されている人にとっては、体を鍛えることなく1日を終えるのが耐えられないということですね。





努力や頑張りを特別視しない

頑張ることは良いことです。

仕事や勉強に燃えるのも良いことです。

しかし、やる気がみなぎっている人には、自分が頑張っていることをまわりの人たちに公表したがるクセがあると思いませんか?

・昨日〇時まで残業してた

・〇日間連続出勤が続いてる

・2つの仕事を掛け持ちしてる

やる気に頼って頑張りまくることをステータスのようにしてしまうと、頑張っていることに満足してしまう自分が生まれます。

いわゆる「自己満足」…というものですね。

人の何倍も働く。休みなしで労働する。

そういう人が英雄扱いされたのは、何十年も昔の話でしょう。

むしろ今は、休まず働く人を見たとしても「そういう生き方もあるわね」という捉え方しかされないのが普通です。

デーブスペクター氏や爆笑問題の太田光氏は、365日休まない・休みたくないという話をテレビで何度かしたことがありますが、そのことに対して別にやる気を前面に出すことはしていません。

「休まないのは休みたくないから」であり「仕事してる方が楽しいから」だというだけのことだそうです。

端的に述べれば、要は色んなタイプの人がいて色んな働き方があるということ。

365日休まない人もいれば、1年のうち数ヵ月のロング休暇を取る人もいるということですね。

どちらが上でも下でもないわけです。

頑張っていることは特別なことではなく、「それも有りね」と言われる一つの生き方にしか過ぎないといえるでしょう。





継続できなければ何かを成し遂げることはできない

本文中でも少し触れましたが、『やる気』に頼るやり方というのは持続させにくいという難点があります。

女性評論家として大成している勝間和代さんは、「やる気でどうにかなるのは、せいぜい3日くらいのものです」と言っています。

やる気にはムラがあります。

気持ちが乗っているときは、ひょっとしたら通常の倍ほどの力が発揮できるのかも知れません。

けれど何事も継続することなくして成し遂げることはできませんね。

習慣には気持ちの上がり下がりは関係ありませんので、ムラがありません。

また、習慣化したことというのは継続もしやすいため、成功する率も上がると私は思っています。


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