頭でも、心でもなく、腹で考える。──僕が、悩みと向き合うとき、深く沈む話。

前回のブログで、

「悩むときは、思いっきり悩んでいい」
という話をしました。

逃げずに、向き合い続ける。
そうすれば、いつか、ほどける瞬間が来る、と。

▶悩むときは、思いっきり悩んでいい。──逃げずに向き合い続けた、一か月の話。

今日は、その続きです。

 

先月の一か月。
手が止まっては、また書き直し。
ずっと、悩み続けていました。

でも、
こういうことは、先月だけじゃありません。

会社を始めてから、今日まで。
何度も、何度も、ありました。


そんな時。
僕には、いつも大切にしている、
悩みとの向き合い方があります。

うまく言葉にできるか、分かりませんが、
そのことについて書いてみようと思います。


 

 

 

 

一人になると、沈んでいく

その向き合い方を、一言で言うと、

“沈む”という感覚です。


どこで、というのは特にありません。

ただ、ひとつだけ共通しているのは、
一人になれる時間、だということ。

会社への、行き帰り。
家に帰った、あと。

そういう時、僕は、
ずっと深く沈んでいます。

 

沈んでいる時は、
周りの音が、耳に入ってきません。

外を歩いていても、
景色なんて、覚えていない。

 

一度、こんなことがありました。

考えごとに沈んだまま、歩いていて、
赤信号に気づかなかった。

そのまま横断歩道を渡ろうとして、
車にクラクションを鳴らされる。

やっと、ハッと我に返ったんです。


さすがに、これは危ない。
それからは、歩いている時だけは、
意識して気をつけるようにしています。


でも、
そのくらい、深く。
周りのノイズが届かなくなる。

そういう沈み方をします。


 

 

 

 

音のない、水の中

この”沈む”という感覚。

イメージとしては、こんな感じです。

 

静かな、水の中。

体から、少しずつ力が抜けて、
ゆっくりと、下へ、下へ。

音が、消えていく。
光も、遠くなっていく。

まわりの、すべての感覚が、
一つずつ、なくなっていく。

 

漫画が好きな方なら、
『黒子のバスケ』で、火神が”ゾーン”に入る、あの場面。

あれに、近いかもしれません。

まわりの歓声も。
余計な雑念も。
すべてが、遠くなっていく。

ただ、目の前のことだけに、
意識が向いていく。

そうやって、深く、深く。
海の底まで、沈んでいくんです。

 
 

 

 

 

海底の、開かない扉

深く、深く沈んだ先に。

大きな、扉があります。

 

その扉の向こうに、
僕が探している答えが、ある。

そんな気が、するんです。


でも──
押しても、引いても、開かない。

なぜだ。
どうしてなんだ。


今、
何が足りていないのか。
自分がどうしたいのか。

それが、はっきりしない。


その”分からなさ”が、
ずっしりと、重みになって、

扉は、びくともしないんです。


 

 

 

 

たとえば、ホームページ

少し、具体的な話をします。

僕が、この扉の前で、
長く立ち尽くした典型的な例が、

会社のホームページです。


見てくださった方に、
何を、一番伝えたいのか。

伝えたい情報なら、山ほどあります。

ボーナスが複数あること。
画面越し、非接触で、高収入を目指せること。

美顔アプリやマスクで、身バレ対策もできること。
配信設備も、職場環境も、整えていること。

現役のチャットレディでもある、女性スタッフがいること。
1円単位まで、全額支給。
ノルマも、手数料も、ないこと。

 

知ってほしいことは、本当にたくさんある。

でも、それって、
僕たちの会社じゃなくても、できることばかりなんです。

同じようなことは、誰でも言えてしまう。


じゃあ、
この会社”だからこそ”のものは、何なんだ。

そのことを、ずっと、ずっと、
沈んで、考え続けました。

 

これから、チャットレディをやってみようかな。
そう、迷っている女性。

一度やってみて、うまくいかなくて。
事務所を変えたら、何か変わるかな、と、
期待と不安の両方を抱えている女性。

そういう方を、思い浮かべました。

もちろん、
すでに当店に在籍されている女性のことも。


稼ぎたい。

でも、
怖い所じゃないかな。
怪しくないかな。

きっと、そんな気持ちもあると思うんです。

 

その人が、本当にいちばん欲しい情報は何だろう。

ネットで検索すれば、出てくる。
AIに聞けば、答えてくれる。

そういう、どこにでも落ちている情報では、ない。

僕にしか、届けられないもの。

ならば、それは──
いったい、何なんだ。


 

 

 

 

降りてきた

長い時間、その問いを抱えたまま、
ずっと、沈んでいました。

でも、
何度、沈み直しても。

気づけば、また、
同じところに戻ってくる。

 

「これかもしれない」

一度は、答えが見つかった気がして。

少し経つと、やっぱり違う。
そう感じてしまう、繰り返しでした。
 

でも、
沈むのをやめなかった。

そうしているうちに、
ある時、ふっと、

「届けるべきものは、これだ」

そう、降りてきたんです。

 

この会社が、ずっと大切にしてきたこと。

働いてくれている女性に、どういう気持ちでいるのか。

これから、会社として何に取り組んでいきたいのか。


会社を作ってから、今日まで。

積み重ねてきたこと。
気づかされたこと。

そういう経験があって、
今、この会社は、こうなっている。

それを伝えなければいけない。

 

 

 

 


顔が、見えること
 
そして、もう一つ。

その想いを、”誰が”言っているのか。


シンプルなことです。

顔の見えない相手より、
顔の見える相手のほうが、安心できる。

 

思い返せば、僕自身。

お店を探す時や、企業のホームページを見る時。

業務の内容や、実績だけじゃなく、
代表の方の挨拶を、よく読んでいました。

どんな人が、やっているのか。
それを知って、少しほっとする。


何気なく、自分はそうしていたのに。

自分の会社のホームページでは、
それをやっていなかったんです。

 

そのことに気づいた瞬間。

ずっと開かなかった扉が、
すっと開いた。

そんな感覚がありました。

 
 

 

 

 

頭でも、心でもなく

この「これだ」は、
頭だけで考えて、
たどり着いた答えではありません。

心で感じたものとも、少し違う。


もっと、深く。

腹の底まで、落とし込んで、
やっと、降りてくる。

そういう感覚なんです。


だから僕は、悩むとき、
中途半端にやめません。

とことん、深く。
沈めるだけ沈んで考えます。

 

 

 

 


だから、今こうして書いている

会社を始めてから、十年近く。

僕はずっと、ホームページの”見せ方”ばかりを考えていました。

ここのデザインを変えよう。
この情報を、もっと目立つ場所に置こう。

中身じゃなく、見た目のことばかり。


本当に伝えるべきものに気づいたのは、
最近のことです。

 

だから、2024年の11月。

このブログを、書き始めました。
同時に、自分の顔写真も公開しました。


うまい文章じゃありません。
顔なんて、出さなくてよかったのかもしれない。

でも、それが、
あの時、深く沈んで、やっと開いた扉の向こうにあったものです。


今、こうして書いているこのブログも、あの扉の続きです。

 

悩むときは、思いっきり悩んでいい。

ただ、僕は。
頭だけで、片付けようとはしない。

腹の底まで、沈んで。
とことん、向き合う。

 
その先で。
「これだ」が、降りてくる瞬間が、

これからも、あってくれたら嬉しいな。

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代表取締役|42歳・バツイチ

「誰かの人生の転機」に寄り添える会社でありたい。
この仕事を単なる"副業"ではなく、"自分の人生を豊かにするチャンス"にしていただきたいと本気で思っています

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代表ブログ

  • 頭でも、心でもなく、腹で考える。──僕が、悩みと向き合うとき、深く沈む話。
  • 悩むときは、思いっきり悩んでいい。──逃げずに向き合い続けた、一か月の話。
  • 「ちょっと、いいですか」──その一言が、いちばん嬉しい。
  • 初めて休んだ、日曜日。──進み続けることだけが、正解じゃない。
  • 終わりと、始まりは、隣り合っている。──”手放す”は、過去を無駄にすることじゃない。

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