初めて休んだ、日曜日。──進み続けることだけが、正解じゃない。
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mermaid 代表
公開日:2026年10月4日
10月に入りました。
まずは、
9月の賞金企画。
参加された、在籍女性のみなさん。
本当に、お疲れさまでした。
始めたばかりの方も、
何年も続けているベテランの方も、関係なく。
誰にでも、チャンスのある企画。
だからこそ今回も、
初めて賞金を手にした方が、たくさんおられました。
獲れた方も。
惜しくも、届かなかった方も。
自分なりの精一杯で、
向き合った、一か月。
そこで得られたものは、
きっと、賞金だけではなかったはずです。
9月を、最後まで走り切ったみなさん。
その姿とは、逆に――
僕は、少し、
立ち止まっていました。
このブログを、
毎週日曜日に投稿する。
一年以上前からそれが、
僕の中の”自分ルール”になっていました。
でも、先週の日曜日――
9月27日。
一度も欠かさず続けてきたその投稿を、
僕は初めて、お休みしました。
書くことは、自分と向き合う時間
毎週、書く。
それは僕にとって、
ただの発信ではありません。
書くことで、気づくことがある。
取り入れるだけじゃなく、
自分の中にあるものを、外に出す。
そうやって、自分が、
今まで、
何を大切にしてきたのか。
これから先、
何を大切にしていきたいのか。
週に一度、
自分自身と、じっくり向き合う。
この時間を僕はずっと、
手放さずにきました。
でも。
前へ、前へ。
これから先のことばかり考えている自分に気づいて。
ふと、
立ち止まってみたくなったんです。
キーボードの上で動いていた指を、止めて。
書きかけていたブログを、
途中でやめました。
進み続けることだけが、正解じゃない。
そう思ったからです。
最初の一本まで、遡ってみた
その代わりに、僕は、
過去のブログを、
いちばん最初の一本まで遡って、
一つずつ読み返してみました。
いちばん古い回は、
全財産150万円で、
チャットルームを開業した話。
初月で、地獄を見た、あの頃のことです。
【起業のリアル】全財産150万円でチャトレ事務所開業!初月の地獄を乗り越えた実話
当時の仕事場は、
冷暖房もない、一畳の脱衣所でした。
靴箱から外した板を、洗面台に渡して。
そこに、パソコンとキーボードを置く。
パイプ椅子を持ってくれば、完成。
それが、僕の”仕事場”でした。
布団を買う余裕もなくて、
椅子で眠れない夜は、床で寝ていました。
事実は、書けていた。でも――
読み返してみて思いました。
「……下手だな」と。
あの頃の僕は、
この脱衣所のことを、
“事実”として書いていました。
板を渡した。
パソコンを置いた。
床で寝た。
間違いじゃない。
事実は、事実です。
でも――
今の僕なら、こうは書きません。
あの、床の冷たさ。
畳一畳の空間に、
こもった空気。
ふと顔を上げると、
洗面台の鏡に、自分の顔が映る。
疲れ、心細さ、不安。
いろんな感情が入り混じった、
なんとも言えない顔をしている。
その時の、空気や、感情までも。
読んでくださる方の頭に、
少しでも浮かぶように、書くと思います。
あえて、直さなかった
じゃあ、その古いブログを、
今の言葉に書き直したのか。
――直しませんでした。
「もっとこう書けば良かった」
そう感じた箇所も、
あえて、そのまま残しました。
今の自分が、あの頃の文章を見て、
「下手だな」と気づけること。
それ自体が、
少しは成長できた、という証だと思ったからです。
直してしまったら、
その伸びた”足跡”を、自分で消してしまうような気がして。
だから、下手なまま、
そっと残しておくことにしました。
振り返って、はじめて見える
このブログを書き始めたのは、
2024年の11月19日。
そこから、約二年。
毎週、一本ずつ。
書き続けてきた、この時間があったから。
あの頃の”足りなさ”にも、
今なら、気づけるようになったんだと思います。
昨日の自分と、今日の自分。
前回のブログと、今回のブログ。
すぐ隣と比べても、
どこがどう成長したかなんて、
正直、よくわかりません。
前ばかり見て進んでいると、
自分が良くなっているのかどうかも、
だんだん曖昧になってくる。
でも、
こうして一度立ち止まって、
ずっと遠くの、始まりの場所まで振り返ると、
「ああ、少しは進んできたんだな」
そう、思えるものがありました。
立ち止まる時間も、前に進む時間
これは、
働く中でも、同じかもしれません。
毎日、頑張っていると、
自分が成長できているのか、不安になることもあります。
昨日と今日を比べても、
変わっていない気がして、焦る日もある。
でも、
ずっと走り続けることだけが、
前に進むこと、ではないのかもしれません。
時には、手を止めて。
始めた頃の自分を、振り返ってみる。
自分でも気づかないうちに、
進んできた距離が、見えるはず。
休むことも。
立ち止まって、振り返ることも。
前に進むのと、同じくらい、大切な時間なんだと改めて感じました。
そして今、こうして。
振り返る時間を終えた僕は、
また、キーボードに向かっています。
今回、立ち止まったからこそ、
もう少しだけ、遠くまで歩いていける。
そんな気がしています。