孤独が苦しかった。──でも、「自分で選んだ人生だ」と思えた時、心が軽くなった話
代表ブログ
mermaid 代表
公開日:2026年5月7日
GWが終わりましたね。
連休中、
心斎橋本店には多くの方が出勤されていました。
世間がお休みの中でも、
しっかり仕事に来て、
頑張った分、しっかり結果を出して帰る。
疲れているはずなのに、
どこかスッキリした表情。
その姿を見ていると――
「一生懸命頑張ってる人って、やっぱり素敵だな」
と、改めて感じました。
ただ――
一人で頑張っていると、
ふと、
気持ちが沈む瞬間もあると思います。
配信部屋の中で、
誰とも話さない時間が続いたり。
うまくいかない時ほど――
その静けさが、
じわっと重くのしかかってくる。
現場でも、聞かれることがあります。
「代表は、孤独を感じることありませんか?」
スタッフがすぐに駆けつけるサポート体制で、
連絡もすぐ取れる環境ではあります。
それでも――
チャットレディのお仕事は、
個室の中で一人で向き合う時間が長い。
だからこそ、
うまくいかない時ほど、
強く感じてしまう。
「自分だけが取り残されているような感覚」
僕自身も――
同じように感じていた時期があります。
今日は、
その「孤独」に対する捉え方が変わったことで、
ずっと頭の中に引っかかっていたものが――
ふっと軽くなった。
そんな過去の経験を、
少しお話ししたいと思います。
辛かった数年間
2015年3月。
チャットレディ事務所「マーメイド」を開業しました。
業界未経験。
人脈もない。
頼れる人もいない。
お金もない。
本当に何もない状態からのスタートでした。
ただ――
「やる気」だけはありました。
でも、続けていく中で、
在籍してくださる女性のこと。
会社の将来のこと。
お金のこと。
代表としての責任。
一つひとつは当たり前のことなのに、
全部を抱えようとすると――
一気に重くなる。
誰かに何か言われているわけでもないのに、
勝手にプレッシャーを感じて、
勝手に自分を追い込んでいく。
そして――
相談できる相手がいない。
この状態が続くと、
頭の中が、
ずっと止まらなくなる。
朝から動き続けて、
やっと一息つく深夜。
音がほとんどしない、静かな時間。
その中で、一人。
ベランダに出て――
ずっと考えていました。
自分のやっていることは正しいのか。
このままでいいのか。
この会社はどこに向かっているのか。
このまま沈むんじゃないか。
考えれば考えるほど――
胸の奥が、
ぎゅっと締め付けられる。
でも、
考えるのをやめると、
もっと不安になる。
だからまた考える。
その繰り返しでした。
気づけば、
何も考えたくなくなって、
ただベランダで、
ぼーっとしているだけの時間もありました。
こんなことの繰り返しが、
2年、3年と続いたと思います。
外に出るのはコンビニくらい。
変化も刺激もない毎日。
気づかないうちに――
どんどん視野も心も狭くなっていきました。
すべて自分で選んできた
そんなある日、
ふと、こんな考えが浮かびました。
会社を始めたのも自分。
この立場を選んだのも自分。
この環境にいるのも自分。
全部――
自分で選んできたこと。
その瞬間、
不思議なくらい、
スーッと何かが抜ける感覚がありました。
それまでは、
「なんでこんなにしんどいんだろう」
と思っていたのが、
「すべて自分で決めてここに立ってるんだ」
に変わった。
状況は何も変わっていないのに、
感じ方だけが、変わった。
2年、3年、
ずっと張り詰めていたものが――
一気にほどけた感覚でした。
孤独をどう捉えるか
それまでの僕にとって、
孤独は、
寂しさ。
不安。
逃げ場のない感覚。
そういうものでした。
でも――
少しずつ、見え方が変わっていきました。
孤独は、
誰にも邪魔されない時間。
誰にも合わせなくていい時間。
自分の頭で考えられる時間。
そして――
自分と向き合える時間。
そう思えるようになりました。
きっかけがあったわけではありません。
ただ、
逃げずに考え続けた結果、
気づいたら、そう変わっていた。
孤独だったからこそ
もしあの時、
誰かにすぐ頼っていたら。
もし楽な方に逃げていたら。
この感覚には、
たどり着けなかったと思います。
一人で考え続けた時間。
逃げずに向き合った時間。
あの時間があったから――
今の自分がある。
そう思っています。
意図的に一人になる
今は、意図的に一人の時間を作っています。
ただ一人になる、ではなく、
「ちゃんと一人になる時間」です。
SNSを見る。
YouTubeを見る。
Netflixを見る。
これは一人に見えて――
誰かと繋がっている時間で
一人の時間ではありません。
僕にとっての一人の時間は、
植物に葉水をしながら。
腕時計を磨きながら。
外をぼーっと眺めながら。
夜、少し歩きながら。
その中で、
自分に問いかける。
これからどうしたいのか。
何が足りていないのか。
今、何が引っかかっているのか。
答えがすぐ出ることは、ほとんどありません。
そんな時は――
無理に答えを出さない。
「可愛いな」
「大きくなったな」
植物を見ながら、
考えるのをやめる日もあります。
それでも――
一人の時間から逃げないことで、
少しずつ、
ぼやけていたものが、
形になっていく。
モヤモヤしていた気持ちが――
少しずつ晴れていく。
そんな感覚があります。
孤独の先にあるもの
孤独は、
なくなるものではないと思っています。
でも――
どう捉えるかで、
その意味は大きく変わる。
苦しくもなるし、
前に進むための時間にもなる。
僕にとっては、
あの数年間があったからこそ、
そう思えるようになりました。
今でも、
一人で考える時間はあります。
でもその時間は――
もう「しんどい時間」ではなく、
「次に進むための時間」になっています。
一人でいる時間。
静かな時間。
誰にも頼れないと感じる時間。
その時間は、
確かに、しんどい。
でも――
その時間があるからこそ、
見えてくるものもある。
僕は、そう感じています。
僕たちは、すぐそばにいます
ここまで「孤独」について書いてきましたが、
だからといって、
一人で乗り越えてください、
と言いたいわけではありません。
正解が欲しいわけじゃない。
解決策が欲しいわけでもない。
ただ、
「聞いてほしい」
そういう時もあると思います。
僕やスタッフは、
何か特別な存在ではありません。
上の立場でもなければ、先生でもない。
まだまだ未熟で、
未完成です。
だからこそ――
一緒に頑張れる存在でいたい。
支えになれる存在でいたい。
困った時に、
「この人に話してみよう」
そう思ってもらえる存在に近づきたい。
そう思いながら、
日々現場に立っています。
もし、
少しでもしんどくなった時は、
一人で抱え込まず、
気軽に話してもらえたら嬉しいです。