目先の損得より、長期的な損得を考え行動する人が成功する

「損得を考え行動する人」って、どんなイメージがありますか?
他人を騙すずるい人、計算高いドライな人、というマイナスイメージもあれば、先を見通して決断できる頭の良い人、というプラスイメージなど、様々な見方があると思います。

この記事では、損得で動くことのマイナス面や、プラス面について考えていきます。

損得で動く人のマイナス面とは?

そもそも損得とはどういう意味でしょうか。デジタル大辞泉(小学館)によると、損得とは「損することと得すること。損失と利得。損益。」と説明されています。

損得で動くとはどういうことかというと、「損するか得するかを考えて、自分が得をするために行動すること」を指しています。

「自分が得をするために行動する」という点だけを見れば、そのこと自体が周りの人に影響を与えることはありません。

しかし、損得で動くという言葉はどちらかというとマイナスのイメージを持つ方が多いです。
それはなぜでしょうか?損得で動くことのマイナス面について考えていきます。

マイナス面1.周りの人の信頼を失う

例えばバーゲンセールの会場に友人と出かけ、「誰よりも得をしよう」と考えている人がいたとします。
その人がお買い得商品を独り占めするのに頭がいっぱいで、友人を放っていたらどうでしょうか?

一緒に楽しみたいと思っていた友人は「自分が得する事しか考えていない人と一緒に出かけても楽しくない」と思うでしょう。
これは極端な例ですが、自分だけの損得を考えて動くと、周りの人の信頼を失う可能性があります。

マイナス面2.純粋に何かを楽しむことができなくなる

常に損をしないように、得になるように、と考えて行動していると純粋に物事を楽しめなくなります。

例えば、趣味で漫画を描いて楽しんでいた人がお金をもらって漫画を描き始めたとします。
「この漫画の制作時間と報酬は見合っているのだろうか」と考え始め、報酬の高い案件を受けるようになると、自分が描きたかった漫画が描けなくなり、以前のように楽しめなくなるかもしれません。

マイナス面3.人に心を開くことができなくなる

損得で考える人は「他人も自分と同じように損得で考え行動するはず」と考え、人に心を開くことができなくなくなる場合があります。

せっかく良い提案をもらっても「何か裏があるんじゃないだろうか?」と疑って断ってしまったり、「他の人より目立つと嫌がらせを受けるかもしれない」と自分の意見を言えなくなってしまったりします。

周りの人の好意や好奇心など、損得だけではないポジティブな感情を理解できずに、自分の殻に閉じこもってしまうかもしれません。

損得で動く人のマイナス面は「目先の損得にとらわれること」で引き起こされる

損得で動く人の3つのマイナス面を見てきましたが、どれも「目先の損得にとらわれ、視野が狭くなっていること」が悪い原因です。

損得で動く人が一般的にマイナスイメージを持たれやすいのは、多くの人が「目先の損得にとらわれている人=損得で動く人」と認識しているからかもしれません。

損得で動く人のプラス面とは?

損得で動く人のマイナス面が「目先の損得にとらわれること」で起きるのであれば、損得で動く人のプラス面は「長期的な損得を考え行動すること」で引き出されるのではないでしょうか?

この章では「プラス面を引き出す損得の考え方」をご紹介していきます。

プラス面1.我慢強く物事に取り組むことができる

長期的な損得を考え行動することの例としてわかりやすいのは、新人教育です。
忙しい職場で新人を教育するのは、一時的には業務上の負担となり損だと感じられるかもしれません。

しかし、長期的な損得の視点で考えると、新たな戦力獲得につながります。長期目線で見られるようになれば、新人教育に我慢強く取り組めるようになります。

プラス面2.WinWinの関係を作ることができる

損得のマイナス面で紹介したような「自分だけが得をする方法を考える」のではなく「自分も他人も得をする方法を考える」ようになれば、大きな利益が得られるでしょう。

例えば、友人のイベントの手伝いをすれば、友人を喜ばせられ、そこで人脈を広げられる可能性があります。

この考え方は、街頭で配布される化粧品の試供品や、始めの一ヶ月は無料で利用できるアプリなどにも応用されているものです。
無料で商品を提供する=損ではなく「無料で商品を評価し宣伝してもらえる」「試すことで信頼を得る」といった価値を得ています。

プラス面3.様々な角度から考え行動できる

長期的な損得を考えれば、人間関係や物事の関連性など幅広いことに興味を持てるでしょう。目先の利益だけではなく、様々な角度で考えられるようになります。

例えば、単に「お金をかけず節約すること」に疑問を感じたとしましょう。
節約だけを優先させると、人付き合いや自己投資に消極的になり、お金は手元に残っても人生の楽しみが減るかもしれません。

その考えに至れば、お金をかけつつ得をする方法を考えるようになります。防災用品を購入するなど、将来のリスクを回避するため「一時的にお金をかける」選択肢を取るかもしれません。

長期的な損得を考えると、自然と様々な角度から考え行動できるようになるでしょう。

「長期的な損得を考え行動する人」=広い視野で考え成長できる人

「長期的な損得を考え行動すること」を軸にすると、様々なプラス面が引き出されることがわかりました。

これは長期的な視点で物事を考えると、自然と関わる人が多くなることと関係がありそうです。
関わる人が多くなると、その人たちを含めた広い視野で考える必要が出てきます。

その結果、我慢強くなったり、WinWinの関係を作ることができたり、様々な角度から考えるようになったり、周りの人たちに対してプラスの成長ができるかもしれません。

まとめ:目先の損得より、長期的な損得を考え行動する人が成功する

「損得を考えること」それ自体はマイナスでもプラスでもありません。
しかし、目先の損得だけを考え視野が狭くなってしまうとマイナスになってしまいます。長期的な損得を意識し広い視野で考え行動すれば、プラス面が引き出され、より大きな成功につなげられます。

自分自身が目先の損得に振り回されないようにするのはもちろん、周囲の視野の狭い人に振り回されないようにしましょう。
長期的な損得=広い視野で考えるのを心がけていけば、成長できる人になれます。


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