苦手なことは苦手でいい!自分の得意なことをもっと伸ばす方が大切だ。

苦手な部分には注目せずに、得意なことを徹底的に伸ばしてあげる。

…これは、優秀な子供の親たちの多くが、意識的に実践していることだといわれています。

苦手なことは努力してもなかなか変化が出にくいものですよね。

反対に得意なことというのは、やればやるほど結果が出るものだと思います。

自分に向いていることに取り組んだ際には、自分でも驚くほど大きく成長することがあります。

きっと皆さんも、これまでに一度ぐらいはそういう経験をされたことがあるのではないでしょうか。

しかし真面目な人ほど、苦手をそのままにしておくということに罪悪感のような後ろめたい感情を持つこともあるようです。

得意なことばかり追求するなんてずるいのではないかと思う方もいらっしゃるかも知れません。

今回は、得意分野をどんどん伸ばした先にはどんな未来が待っているかについて私なりに考えていきたいと思います。





時間は永遠にあるわけではない

今回のテーマについては、最初にスティーブ・ジョブズ氏の有名な言葉を取っ掛かりにして考えてみたいと思います。

「もし今日が人生最後の日だったとしたら、今やろうとしていることは本当に自分がやりたいことだろうか?」

人はともすると、あれもしなければこれもしなければという強迫観念に追われ、多くのことを人生計画に盛り込もうとします。

「頑張れば何とかなる」とか「いつかは手が付けられるかも知れない」という漠然とした期待から、あれもこれも出来るように思えるのかも知れません。

しかし時間というものは刻々と過ぎていきます。

人生は延々と続くものではないという意識を持って自分の生き方を定めていかなければ、何も成し遂げられないままタイムリミットが来てしまうかも知れません。

冒頭でご紹介した言葉を遺したジョブズ氏自身の人生は、たった56年で幕が下ろされました。

若い頃から「今日が人生最後の日だったとしたら」という意識を持っていたジョブズ氏は、いやなことや苦手を克服することに時間を費やしませんでした。

自分の本当にやりたいことを追求し、得意なことをフルに活かして偉業を成し遂げたのです。





得意なことに取り組むメリットは「成長」だけじゃない

苦手なことに比べて得意なことは能力を伸ばしやすいというのは、多くの人が実感として理解していると思います。

経験したことがなくとも、想像は付きやすいのではないでしょうか。

得意なことに取り組むメリットというのは、成長しやすいことだけではありません。

もう一つ大きなメリットとして、「長時間高いモチベーションを持続できる」ということが挙げられます。

人は得意なことに対しては驚くほど集中することができますね。

言い換えれば、得意なことに取り組むと「嫌にならない」ということになります。

もしも得意なことを仕事にしたら…

  • やる気が落ちない。
  • いつも前向きな気持ちで仕事に向かうことができる。
  • 頼まれなくても積極的に取り組める
など、自分にとっても職場にとってもプラスになりそうなことだらけです。

嫌にならないからずっと夢中になれる。

だから能力もますます伸びて、大きな結果にも繋がる。

…そんな期待が持てるのが、得意な分野を追求する生き方だといえるでしょう。





苦手なことには気持ちが向きにくい

一方で、苦手なことに取り組んでいるときの人の心理状態はどうでしょうか。

たとえば数字が大の苦手だという人が、売上計算や経理に取り組んだとしたら、残業どころか定時のルーティンワークであっても苦痛に感じるはずです。

仕事として集中はできたとしても、前向きな気持ちにはなりにくいのではないでしょうか。

まして、「仕事に燃える」とか「夢中になる」という瞬間は永遠に訪れないかも知れません。

昔なつかしい小学校の夏休みの宿題を思い出してみてください。

人それぞれに「気持ちが乗るもの」と「嫌でたまらないもの」があったかと思います。

漢字が得意な人なら、漢字ドリルを開くときには気持ちが軽かったのではないでしょうか。

また一度向かい始めると驚くほど集中でき、気がつくと5ページ・10ページと片付けることができたりするのも得意な教科にのみ表れる傾向ですね。

一方で、苦手な教科はどうだったでしょうか。

図画工作が苦手な人は、夏休みが終盤に差しかかっても自由工作の宿題は放置したまま…という状態になっていたことは想像がつきますね。

中には手を付ける以前に、どんな物を造るかという計画すら立てられないまま時間が過ぎ去ったという経験をした人もいるでしょう。

嫌だ嫌だと思いながら無理やり取り組んだ宿題、そして仕事。

必死に頑張ったのに、苦手さゆえに完成度がいまいちだったりミスが出てしまう。

そんな苦い経験ばかりを積み重ねると、自分で自分のことが嫌いになっていきます。

自分は何の役にも立てない…。自分は何をやってもダメ…。

たった一度しかない短い人生において、自尊心が傷つくような生き方は選択するというのは、とても悲しいチョイスだといえるのではないでしょうか。

それよりも、得意なことをどんどん伸ばして自尊心を高める方がずっと大切です。

苦手なことを克服すれば「平均的」にはなれますが、得意なことを伸ばすと「あなただけの才能」が育ちます。

誰もが苦手なこと、得意なことの両方を持っているのですから、苦手なことは得意分野でカバーすれば良いのです。

一般的な評価基準とは違うことや、どんなに小さなことでも構いません。

ぜひ自分自身の得意なことを思う存分伸ばしてあげることに、あなたの貴重な時間を使ってください。


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