「恨みや妬み」の気持ちは、いずれ自分に跳ね返ってくる。

人間には色んな感情がありますが、「恨み」「妬み」ほど得にもならない感情はないのではないでしょうか?

恨まれている側にとっては勿論のこと、自分にとっても良いことは何も起こらないと私は思います。

むしろ、人を恨んだり妬んだりすると気持ちがひずんでしまい、結果として大事な自分の人生に暗い影を落とすことに…。





恨みと妬みの感情は、一度持ってしまうと消えにくい

恋人が長年二股をかけていたことが発覚した…。

可愛いだけが取り柄の男好き女に、彼氏を寝取られた…。

絶対あってほしくないシチュエーションですが、男女関係においてはどちらも割と起こり得る事件です。

彼氏がいる女性にとって、これほど辛い出来事はないですね。

恋愛において裏切りが発覚したときは、相手にどう見切りを付けるかが大きな課題となります。

とりあえず親友に洗いざらい話して、彼を愛してきた自分に幕を下ろすのも有り。

彼氏を呼び出し、どんなに傷ついたかを訴えて見切りを付けるのも有り。

とことん泣いて、時間をかけて思い出を風化させるのも有りだと思います。

しかし、恋人との関係が寝耳に水の如くあまりにも突然破綻してしまった場合は、悲しみよりも怒りの感情の方が強く出てくることがあります。

自分が置かれている状況を受け入れず、そのまま怒りの感情に流されてしまうと、「私は正しい」「相手は悪」という見方しかできなくなります。

困ったことに、恨みや妬みの感情というのは、一旦生まれてしまうと頭の中でどんどん拡散してしまう傾向があると思います。

気がつけば四六時中、自分を裏切った彼氏とその相手の女が痛い目に遭うことばかりを妄想するようになっていきます。





恨みと妬みでダメージを受けるのは自分自身

ムカつく。ムカッとする。頭がカーっとする。頭に血が昇る…などの言葉の通り、怒りの感情が満杯になったときというのは、体に異変が起こりますね。

誰かに対して本格的にムカついたことがある人なら、頭や体が熱くなったり脂汗が出るなどの経験をしたことがあるのではないでしょうか。

人を恨んだり妬んだりすると、自分の身体に大きな負荷が掛かります。

脂汗ぐらいで止まればまだ良いですが、心臓が怖いほど速くなったり血圧が急上昇して、手や声が震えるというケースもあります。





「声なき声」が自分を追い詰める

恨みや妬みというのは、口に出さなければ相手に知られることはありませんね。

恨む気持ちが表情や態度に多少出ることはあっても、こちらの考えていることが相手に筒抜けになることはありません。

但し、相手に対する恨み妬みの声というのは、自分には聞こえています。

「あんな男、地獄に落ちればいいのに!」「あんなブス女、どこがいいのよ!」「あいつらに恥をかかせてやりたい!」…というような最悪なセリフが頭の中に浮かんだ場合、その最悪のセリフを自分の脳だけは聞かざるを得ないことになります。

結局のところ、自分を裏切った人たちは以前と変わらずお気楽に毎日を送り、憎悪の声を聞き続けているのは自分ばかり…となるわけですから、こんな残念なことはないですね。

また、先に述べたように怒りの感情というのは、身体にとってもストレスとなります。

怒り・憎しみ・恨み・妬みの感情を増長させていけば、それだけ自分自身の身体に跳ね返ってきてしまいます。

ストレスによって胃に穴が開くというのは、誰もが聞いたことがある話かと思います。

これは、強いストレスが掛けられると胃酸が過剰に分泌されるためですが、人の身体というのは思った以上にストレスに弱いということ。

イライラして自分の身体にストレスを掛け、自分の胃に穴を開けてしまうなんて本当に悲しいことですね。

あまりにも強烈なストレスを感じると、胃に穴なんて1日で開くという話もありますし、髪の毛なんてほんの2~3日で全部白髪になるよという話も世間では時折聞きます。

人から裏切られた上に、胃痛に苦しめられたり髪が真っ白になってしまうなんてことは、何としても避けるべきだと思います。





自分にプラスになることだけを考える

信じていた人から裏切られたとき、その経験を乗り越えるのは容易なことではありません。

たとえば職場の皆の前で、上司や先輩からきつく叱られただけでも恨み・妬みの感情を持ってしまうことはあります。

「あんな言い方しなくてもいいのに」「ただのヒステリーじゃん」「ああ。あいつどっかに転勤してくれないかな」etc。

まして、恋人や家族など自分が心から信頼している相手に裏切りが発覚した場合は、それだけ憎しみも大きくなりますね。

浮気や二股問題だけでなく、身近な人との間では他にも信じ難い裏切りが起こる例があります。

いつの間にか自分の貯金を下ろされていた…とか。

知らない間に部屋から貴金属が持ち出されていた…とか。

こんな経験をさせられれば、恨まずにはいられないというのも正直なところかも知れません。

しかし、だからこそ自分で自分の精神状態や身体を痛めつけることはしないようにしたいものです。

最悪なことをした人たちの影響で、自分の人生を台無しにする必要はありません。

人生、最初から最後まで付き合い続けるのは自分自身だけです。

どんな荒波に飲まれても、辛い目に遭っても、自分だけは自分の味方でいてあげたいですね。


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