何の為に仕事するのか?目的を見失わない事がモチベーションの維持に繋がる。

人生の中でも、費やす時間が最も長い仕事。

毎日を忙しく過ごしていると、何のために働いているのか分からなくなりませんか?

「働く意味って何だろう?」

「働かなくてはいけない理由って?」

頭の中でそんな疑問がよぎったら、要注意。

モチベーションが下がってしまっています。

今回は、「何のために仕事をするのか?」という疑問を解決していきたいと思います。





目的のひとつはお金。だけど…

家でゴロゴロしていても、ぼーっとしているだけでも、お腹はすくし喉も乾きます。

そんな欲求を満たすためには、お金で物を買う必要がありますよね。

人間である以上、生きているだけで出費からは逃げられません。

「生きるために働く」そう考えている人は多いでしょう。

ですが、”仕事=お金”という方程式に当てはめると、モチベーションは維持できないと私は思います。

なぜなら仕事って、人生でほとんどの時間を費やすからです。

基本的な労働時間で考えると、1日24時間のうち8時間が仕事。

通勤に往復1時間、お昼休憩に1時間とすると、働くことで拘束されるのは10時間です。

睡眠は7時間とるとして、残りは7時間。

準備や食事、お風呂などを考えると、自由に使えるのは3~4時間ほどになります。

残業などをすれば、さらに自由時間は減ってしまいますよね。

たった数時間のために、「お金のためだから」と頑張ることはできるでしょうか。

お金がもらえると割り切っても、自由時間の少なさに気付いた途端、働いている理由が分からなくなってしまいます。

モチベーションを維持するためにも、働く理由をお金ひとつに絞るのは危険なことと思います。

お金にプラスして何か頑張る理由がないと、モチベーションは下がる一方です。





仕事は満足感を得られる場所

毎日働いていると、仕事に行きたくないと感じる日もあるでしょう。

ですが働くことを辞めると、他者から認めてもらえる環境がなくなります。

たとえば会社で働いていれば、月に一回お給料がもらえます。

このお給料は一か月働いた対価であり、見方を変えれば会社から認められている証でもあるわけです。

お客様でも社内の人でも、自分が遂行した仕事で喜んでもらえたら、嬉しい気持ちになりますよね?

日々働いていると見逃してしまいがちですが、働く理由って満足感を得るためでもあると思います。

仕事を辞めてしまったら、自分を認めてくれる他者という存在がいなくなります。

家族や友人が認めてくれたとしても、仕事で得られていた満足感を得られません。

「お金のため」と思っていても、実は自分が満足感を得るために働いている側面もあると思います。





仕事は目的を達成するための手段

忙しい毎日を過ごしていると、目の前のことで精いっぱいになりがちです。

ですが、改めてじっくりと考えてみると、お金をもらうことが目的なようで、根底には「お金を使って豊かな生活をしたい」という願望があります。

満足感を得ることが目的なようで、よく考えれば「自分を認めてもらいたい」という気持ちが隠れています。

仕事は、目的を達成するための手段。

だからこそ、根本的な目的を見逃してしまうと、モチベーションが下がってしまうのだと私は思います。

「豊かな生活をしたい」

「欲しいものを買いたい」

「自分を認めてもらいたい」

「思い描いた将来への貯蓄」

そんな目的を見失わなければ、仕事に対するモチベーションは下がりません。

むしろ上がっていく一方で、人生もより豊かなものになっていくと思います。

一度下がったモチベーションを上げるのは、下げるよりもはるかにむずかしいです。

モチベーションが下がれば、作業効率も悪くなります。

作業効率が悪くなれば、残業が増えます。

残業が増えれば、自由な時間が減っていきます。

すると頭をよぎるのが、「何のために働いているんだろう?」という疑問。

そうなる前に、一度働く目的を思い返すことが大切と思います。





まずは働く目的を見つけること

人それぞれ、働く目的は異なります。

やりたいことがあるから、資金作りのために働いている人もいるでしょう。



好きな洋服を自由に買いたいから、仕事をしている人もいますよね。

働く理由は、その人が置かれている状況や将来設計でまったく異なるもの。

考え方を変えれば、どんな目的を設定するかはその人の自由です。

「何のために働いているんだろう?」

そんな疑問が生まれたときは、目的を見失っている証です。

働く理由がしっかりとあれば、そんな疑問は生まれません。

モチベーションを維持するためにも、目的を設定するのは必須。

忙しい毎日を過ごしているとついつい見逃してしまいますが、ときには立ち止まって考えることが大切で、今の自分と将来思い描いている自分と向き合う時間は作るべきだと思います。

しっかりと考えれば、明日からのモチベーションはまったく変わります。

高いモチベーションを維持できれば、仕事をする意味など考えなくなります。

マイナスなことを考えずに目的を見失わず仕事に向き合えば、モチベーションが下がる事なく今よりもずっと豊かな毎日を送れると私は思います。


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