女のセックス事情
あなたは知ってる!?気持ちいいセックスの鉄則はこれ!
あなたは最近、彼と気持ちいいセックスができていますか?好きな人とひとつになれるならどんなセックスであれ気持ち良いと思うものですが、今よりももっと気持ちの良いセックスがあるのだとしたら体験してみたいと思いますよね。
そもそも気持ちいいセックスってどんなセックスでしょう。
汗だくになるほどハードなセックスでしょうか、それとも優しい触れ合いのソフトなセックスでしょうか、はたまたたっぷり時間をかけたセックスでしょうか?
結局、気持ちいいセックスをするために何が必要で、どんなことをするべきなのか。
彼とのセックスをより良いものにできるように、しっかり勉強しましょう!
セックスは本当に気持ちいい?
そもそもセックスは、その方法も感じ方も、男女によって大きな違いがあります。男性には射精がありますが、女性にはありません。
さらに言えば、女性の多くは膣性交によるセックスでオーガズムに達した経験がありません。
果たして、セックスではどんな快感が得られるのか?まずはそれを理解することから始めましょう。
肉体的な快感
肉体的な快感は、性感帯を刺激することで得られる快感です。男性ならば射精、女性ならばオーガズムの快感がもっとも強く大きいと言われています。
女性の性感帯は複数あり、もっとも感じやすいのが乳房・乳首・クリトリスなどです。それ以外にも、性感帯は全身に存在しています。
また、フェラやクンニリングスなどのオーラスセックスでも肉体的な快感は得られます。
膣性交でもGスポットといった特定の部分を刺激されると強い快感を得られるようです。
刺激を与えれば気持ちよくなるのでとても動物的ですが、セックスをするうえではもっとも簡単に得られる快感であり、欠かせないものです。
精神的な快感
逆に精神的な快感は性感帯への刺激を伴いません。触れ合うことで心が満たされ、その充足感が快感へと繋がります。激しい動きはなくても、好きな人とひとつになれているという幸せな気持ちを味わうのが精神的快感です。
肉体的な快感が動の快感なら、精神的な快感は静の快感と言えます。
達することはないかもしれませんが、肉体的な快感よりも幸福感は大きいでしょう。
肌と肌を触れ合わせて抱き合う、繋がったまま動かずに相手の熱だけを感じる、ゆっくりと味わうようにキスをする。これらは肉体的な絶頂は求めずに、愛を確かめ合う行為としてのセックスです。
最も大きな快感は『多幸感』と言えるでしょう。
セックスを気持ちいいと思えない理由
さて、もしあなたが今のセックスを心から気持ちいいと思えていないのであれば、それはいったい何故でしょう。セックスはしているけど物足りない気持ちやこれじゃないような感じがあるとしたら、それには少なからず原因があります。
心から気持ちいいセックスをするためには、まずその原因を見極めることが大事です。
息が合っていない
愛のスキンシップでもあり、夜の運動とも言われるくらい激しいのがセックス。押して引いて、休んで攻めて、の呼吸が何よりも大切で、パートナーだけが好き勝手に動いていても満足な快感は得られません。
あなたの呼吸を彼に理解してもらうことも大事ですが、あなた自身も彼の呼吸をよく知っていることが必要です。
もし、二人のセックスが気持ちよくないのだとしたら、お互いバラバラに動いてしまっているのかもしれません。
変な緊張をしている
好きな人とはじめてセックスをするのであれば緊張して当然です。しかし、何回か回数を重ねているのに緊張してしまうとしたら、それはあなた自身が変に身構えてしまっているから、という可能性があります。
上手にできるかな、失敗しないかな、と考えれば考えるほど体は緊張し、気持ちはセックスから遠ざかっていきます。
身体が固まっていたのでは、気持ちよくなれなくても致し方ありません。
痛みや恐怖がある
彼の前戯が足りなかったり、自分本位なセックスをされたのであれば、気持ちよくなることは不可能です。そういうセックスのことを『へたくそ』とも言いますが、体の対話ができないようなセックスはマスターベーションと変わりありません。
相手がそんなセックスをする人だと、こちらがどんなに頑張っても気持ちよくなるのは難しいでしょう。
それどころか痛みや恐怖が先にきて、不快にすらなりうる大問題です。
気持ちが乗らない
相手に不満があったり、些細なことであっても心にしこりやわだかまりがあると、そういう負の感情は必ずセックスに出ます。セックスの際、女性は相手に全身を委ねなければなりませんが、不信感のある相手にすべてをさらけ出すことはできません。
当然、気持ちは強張ります。そんな相手とするセックスが気持ちいいわけありませんよね。
セックスを気持ちよくするためには
とはいえ、好きな人とするセックスならば心から気持ちのいいセックスが良いに決まっています。なぜ今のセックスが気持ちよくないのか、を知ったあとは、次はどうしたらセックスが気持ちよくなるのかを考えてみましょう。
セックスはあなたひとりではできません。大好きな彼と気持ちよくなれるように出来ることからトライしてみてください。
大事なのはリラックス
セックスというのは、お互いの欲を開放するもっとも動物的な瞬間です。恥ずかしさもありますし、そういう肉欲的なものに抵抗を感じる気持ちがあるのもわかります。
しかし、体は正直です。少しでも抵抗感があれば、体は固くなります。気持ちのいいセックスをするためには、無駄な体の緊張は邪魔なだけ!
深呼吸をする・体の力を抜く・彼の匂いを胸いっぱいに吸い込む・肌と肌が触れ合う感触を味わう、というように体も気持ちもリラックスさせましょう。
そして、自分がどうすれば気持ちよくなれるのか、自分の性感帯を探ってみてください。
積極さと協力意識
セックスはひとりではできません。愛し合う相手がいてこそ本当のセックスができるのです。より良いセックスのためには、パートナーとの協力関係が必要不可欠。プレイとして楽しむのでない限り、まぐろはNG!
体位の転換や脱衣のタイミングなど『なすがまま、されるがまま』ではなく、どうしたら彼が気持ちよくなれるのか、どうしたらセックスがスムーズに進むのか、そういう意識を持つことが大事です。
彼とのふれあいを遠慮してはいけません。セックスにおいてはどんどん積極的になりましょう!
妄想力と想像力
何事もイメージトレーニングは大事です。こうしたら気持ちいいかな、という想像力はセックスの幅を広げます。また、逆にこうしたら彼は気持ちよくなれないかも、と考えることでお互いを思いやるセックスができるようになります。
そして、セックスをしているときはエッチなことを沢山考えていいのです。妄想することは悪いことではありません。
自分が気持ちよくなるにはどんなことをしてもらいたいのか。彼を気持ちよくするためにどんなことをしようか。
そういうエッチなことを沢山考えることで、気持ちは高ぶっていきます。セックスのときに冷静でいる必要はありませんよ!
焦りは厳禁!時間をかける
スローセックスを知っていますか?彼が挿入して射精して終わり、というルーティン化されたセックスではなく、全身で愛を感じ合う究極のセックスがスローセックスと言われています。
関連書籍も多く出ているので興味があればぜひ読んでみることをおすすめします。
まず、時間を惜しまないことです。セックスをこなすのではなく、肌と肌の触れ合いをじっくり味わうこと。
射精やオーガズムを目的にセックスするのではなく、愛し合う行程を第一に考えたセックスをしてみましょう。
愛されている実感が高まり、良いセックスができた満足感と程よい疲労感に満たされ、とても気持ちよくなれるでしょう。
道具を出し惜しみしない
セックスの際に道具を使ってはいけないというルールはありません。快感を追求する行為に間違いなんてないのですから、いろいろ試してみることが大事です。
濡れにくいと感じた時はためらわずにローションを使ってください。いつもよりちょっと変わった刺激が欲しいならローターや電マを使用してみるのもいいでしょう。
視覚的にセックスを楽しむならコスプレやエッチな下着を取り入れてみるのもいいですし、ほかにも時間をかけて心の触れ合いを味わうなら、寝室にアロマを炊いてムードを演出するという方法もオススメです。
まとめ
セックスに決まったルールはありません。気持ち良いセックスのために必要なのは、心のゆとりと体のリラックスです。セックスはひとりでするものではなく、愛し合うパートナーがいてはじめて成り立つもの、ということを忘れてはいけません。
相手を思いやり、また、自分を思いやることでセックスはもっともっと気持ちよくなれます。
今までルーティン化されたセックスしかしてこなかったなら、まずは、自分の性感帯と彼の性感帯を知るところから始めましょう。
そうしてパートナーの肌や熱をじっくり心ゆくまで味わってみてください。
触れ合っているという実感が、気持ちいいセックスの第一歩です!