女のセックス事情
セックスの四十八手ってなに?今更聞けない四十八手入門。
セックス用語で「四十八手(しじゅうはって)」という言葉を聞いたことはありませんか。よく耳にするけど、実際にはどのようなものかわからない…という人も多いのではないでしょうか。
そもそも、四十八手っってなに?
実際に試せる体位はあるの?
中でも、女性がイケる体位は?
など、今更聞けない四十八手のあれこれを徹底解説します。
四十八手の知識を身につけて、床上手な女性になりましょう!
そもそも四十八手とは?
そもそも、四十八手とは何なのでしょうか?その歴史は?今更聞けない四十八手のあれこれについてまとめてみました。
そもそも四十八手とは?
四十八手とは、セックスにおける体位を種類別に表したもの。要するにセックスにおいての体位が48種類あるよ、というマニュアルです。
日本の伝統的な性行為の体位の概念と位置付けられており、始まりは江戸時代と言われています。
江戸時代から続いているというのは驚きですよね!
スタンダードな体位から、到底真似できないのでは?と思われるアクロバットな体位まで様々です。
中には挿入ではなくクンニやフェラチオの体位もあり、江戸時代の人もこのようにセックスしていたのかと思うと興味深いですね。
四十八手の歴史
四十八手は、そもそもは相撲の決まり手を表す言葉だったと言われています。ですが江戸時代にセックスの体位について名付けられ、今ではエッチな用語として定着しています。
「48」という数字は、「縁起が良い数字」という意味合いがあるそうです。
縁起が良いように四十八手と名付けられており、実際のセックスの体位は100手以上もあるとか…
昔の人もこれほどセックスに興味を持っていたというのは意外ですね。
全部試してみたい、と思う人も多いのではないでしょうか。
ネーミングが面白い
四十八手の特徴のひとつが、ネーミング。「寄り添い」「立ち花菱」などといったネーミングが施されているのも特徴とされています。
その、日本古来の美意識を表すネーミングセンスがとっても面白いのです。
例えば、仰向けの男性の顔の上に女性がまたがりクンニしてもらう体位は「岩清水」。
女性のアソコが濡れてしたたる様子を表しているのでしょうか。
また、男性が上になって行うシックスナインは「二つ巴」、女性が上担って行うシックスナインは「椋鳥」です。
そのネーミングも一緒に味わうのも四十八手の醍醐味と言えますね。
どんな体位があるの?
48種類もあるセックスの体位。どんな体位が人気があるのでしょうか?
鶯の谷渡り
「鶯の谷渡り」は、仰向けの女性の身体を男性が唇や舌を使って愛撫すること。手を使わずに、口を使うというところがポイントです。
このように四十八手では挿入だけでなく、前戯の体位も紹介されています。
だるま返し
SMプレイの一種としても人気なのがだるま返し。女性が体育すわりの体勢で、両足の膝をつけ、太ももとふくらはぎをつける形で縄で結びます。
その体勢で寝転んだ女性の上から挿入します。
いわゆる、まんぐり返しで両足を合わせて縛られている状態ですね。
Mっ気の強い女性は興奮してしまう体位ではないでしょうか?
テコがかり
四十八手の中でも難しい体位とされているのがテコがかり。女性が下のシックスナインの体勢から、男性が腰をずらして挿入します。
男性のペニスの方向と女性の膣が反対方向になるので、難しいとされている体位です。
さらに男性は腕の力だけで自身の身体を支えるようにするため、体力も必要です。
仏壇返し
仏壇返しも難しいとされている体位のひとつ。女性が前かがみになって、床に手をついた状態で立ちバックで挿入します。
挿入部が男性から丸見えになるので、男性がとても興奮できる体位と言われています。
これは女性の身体が柔らかくなければできない体位なのですが、身体の柔軟性に自信のある女性は試してみてください!
女性がイケる体位は?
48種類もセックスの際の体位があるとされる四十八手。その中で、女性がイケる体位はあるのでしょうか。
気になる女性がイケる体位を紹介します。
松葉崩し
四十八手の中では有名とされる体位です。横になった女性の片方の足を持ち上げ、片方は下に伸ばします。
この状態で挿入すると、ペニスが奥まで入りやすくなりポルチオ性感帯が刺激されると言われていますね。
女性は真上よりも、少し男性を向くような形になると奥まで挿入することができ、イキやすくなりますよ。
深山
正常位の体勢で、女性の足を大きく広げて挿入するのが「深山」です。男性の肩に足をかけると深い挿入が得られ、女性も中イキしやすい人気の体位。
さらに男性からは挿入部が丸見えで興奮度アップ間違いなしです!
鵯越え
四つん這いになった女性の後ろから男性が挿入する、基本的なバックの体位。後ろから挿入されることで男性はオスとしての本能が掻き立てられてとっても興奮する体位ですよね。
女性も犯されているような気分になり、Mっ気の強い女性には特に人気です。
また、バックからの挿入は奥までペニスを挿入することができるので中イキしやすいというという点も人気の秘密です。
時雨茶臼
時雨茶臼は基本的な騎乗位の体位ですが、女性がしゃがみこむように座って挿入するのがポイント。仰向けに寝転んだ男性の上に女性がまたがり、膝を立てた状態で挿入します。
女性はお尻を上下に動かしながらピストンしましょう。
男性は女性のお尻を支えて動かしたり、下から突き上げたりするのも効果的です。
さらに深い挿入と快感が得られますよ。
窓の月
窓の月も女性がイキやすい体位です。女性は横向きになり、男性が後ろから挿入するいわゆる「寝バック」の体位です。
女性の片足を持ち上げることで、さらに奥まで挿入でき激しいピストンも可能になります。
この体位は男性のアソコが大きくないとできない体位とも言われています。
アソコに自信のある男性はぜひ試してみたい体位ですね!
菊一文字
菊一文字は、一風変わった側位の体位です。仰向けの男性の上に女性が横向きにまたがって挿入します。
女性は後ろに手をついて腰を上下に動かし、男性は横から女性のクリトリスを刺激することができます。
そのため、女性がイキやすくなる体位と言われています。
女性の身体の柔軟性が求められる体位ですが試してみたいですね!
まとめ
四十八手の歴史と、人気の体位をまとめました。このほかにも沢山の体位があり、江戸時代の男女がセックスを楽しんでいたのがよくわかります。
簡単に試せるものも沢山ありますので、ぜひパートナーと四十八手を制覇してみてはいかがでしょうか?