女のセックス事情
男性が「この子とはエッチできない！」と思う瞬間
男性は、女性が思っているより、心も体もデリケートにできているものです。「この子とはエッチできない！」と男性が先入観を持ってしまったら、女性の努力の甲斐もなく、その機会が訪れることはないでしょう。
エッチは快感を得られる行為なのに、男性が嫌がることが不思議だと思うかもしれません。
しかし男性でも、いつでも誰とでもヤりたい人は実は少数派なのです。
今回は、どんなときに男性が「この子とはエッチできない！」と思うものなのか見ていきましょう。
相手が処女だと知ったとき
処女だと聞いて「ラッキー！」と感じるヴァージンキラーもいますが、相手が処女だとわかると身構えてしまう男性もいます。なぜなら、そのエッチが女性にとっての「初体験」となってしまうので、失敗できないといったプレッシャーを感じてしまうことがあるからです。
たとえ交際中の2人であっても、のちのち別れることになったとき、気まずい思いをすることになってしまいます。
付き合っていなければなおさらです。
万が一、女性を妊娠させてしまうようなことにでもなったら責任重大！
男性は、そういった事態に陥ることをひどく恐れています。
さらに、処女とのエッチは男性にとって気を使う場面が少なくないので、自分が思い切りエッチを楽しむことができないと思うことも。 ひたすらリードしなければならないといった煩わしさや面倒くささが先立ってしまう男性もいるようです。
男性遍歴が半端ない「プロ顔負け」の女性
いかにも肉食系気質の女性や、男性遍歴や交際人数が半端なく多い女性だとわかった瞬間、男性の「エッチしたい！」という欲求は一気に下がってしまいます。古い価値観ですが、不特定多数の男性とエッチの経験がある女性のことを「ふしだら」だと思い込んでいる人が、いまだに一定数は存在しているのも原因です。
加えて、自分のエッチが、ほかの男性のエッチと比較されることに対しても、どこか釈然とせず、不愉快に感じてしまうというのも理由の一つとされています。
男性には、常に女性よりも優位に立っていたいという、DNAに刻み込まれたマウンティングの習性が残っています。
そのため、経験豊富な女性を、自分のテクで満足させられなかったときの悔しさや惨めさを回避したくなってしまうのです。
つまり、オス♂としてのプライドを守ろうとする防衛本能のスイッチが勝手に作動してしまうことに起因する「エッチできない！」という思考もあると言えます。
体のケアができていなかったとき
いざ2人きりになってエッチしようと裸になると、見たくない現実を突きつけられることもあります。たとえば、三段腹に贅肉が付いていたり、ムダ毛の処理ができていなかったり、体臭がきつかったり…。
生理的に”萎えてしまう”要素を発見したとき、男性は、この子とエッチできないと思ってしまうようです。
男性はいつまでも女性の体に夢を見ているところがあるので、生身の女性がその理想から外れていた場合、性欲が消え失せてしまいます。
憧れの女性とやっとエッチできるといったシチュエーションに舞い上がっていたはずの男性が、ふと見てしまった女性の「鼻毛」に幻滅し、結局、勃起しなかったという話もあるほどです。
今どきアニメの萌キャラでもありませんし、童顔＆爆乳だったり、体毛１本生えていないツルツル素肌を期待されても困りものですが…。 しかし美しさを維持するための努力や、またそうありたいと思う姿勢は、大切にしていきたいものですね。
姉や妹のような存在として認識している場合
日頃から親しくしており、距離感が近いため、女性がその男性にとって、まるで「姉」や「妹」のような存在と化していた場合にも、「この子とはエッチできない！」と思われてしまうことがあります。家族のような間柄が、「インセストタブー（いわゆる近親相姦）」を連想させることになってしまうからです。
血のつながった相手に欲情するということは、社会的に許されないもの。
そういったモラルに対するリミッターが、この子とエッチできないと思わせる一因となってしまいます。
もちろん、最初は家族のような関係だったとしても、その後、それが本物の愛となり、結ばれた男女がいないというわけではありません。
たとえ今は、エッチの対象として見られていなくとも、男性にとって大切で、かけがえのない存在であることには違いありませんので、その点においては、素直に喜べきかもしれません。
細すぎる女性
女性が思う理想の体型と男性が思う女性の理想体型には、かなりズレがあるものです。女性がまだまだダイエットしなければならないと思っていても、男性からは「抱き心地が柔らかい方が好き」などという意見も目立ちます。
適度な丸みは女性らしさを高めてくれるだけでなく、健康的に見えるものです。
皮下脂肪があることによって、周期的に生理が来たり、妊娠出産の準備に備えることができるようになります。
つまり、男性はいつでも自分の子供を妊娠出産可能な女性＝ほどよく肉づきのいい女性に欲情しやすいのです。
特にダイエットをしている若い女性は、頑張りすぎて理想的なBMIを下回ってしまうこともあります。
ダイエット中は無理に痩せすぎていないか、ときどき客観的にチェックしてみましょう。
もちろん体質によってなかなか太れないという方もいますから、自分にとっての「健康的な体型」を目指すのがベストです。
案外「男性」は夢見がちで繊細な生き物？！
男性には案外ピュアな一面があり、女性よりも女性に対して幻想を抱いているということが、お分かりいただけたのではありませんか？「この子とはエッチできない！」と敬遠してしまう瞬間の男性心理にも、自分が♂になりきれないといった葛藤や敗北感など、人それぞれの理由があると言えます。
いずれにせよ、心と体が直結しているのは、女性だけに限ったハナシではないということですね。
