
代表ブログ
「売りたいもの」を売る?「売れるもの」を売る?どちらを選択しますか?
「売りたいもの」を売る?
「売れるもの」を売る?
正解・不正解はないと思いますが、
僕は確実に、自分が「売りたいもの」
ではなく、
「売れるもの」を選択します。
その判断の基準はたった一つ。
「自分がしたいこと」を基準に決めるのか、
それとも
「お客様が求めるもの」を基準にして決めるのか。
僕は2019年、チャットルーム運営をしながら飲食業に挑戦しました。
飲食経験ゼロ。
全く働いたこともなければ、包丁すらろくに持ったこともない。
そんな僕が厨房を仕切る。
自宅で何百回と試作品を作り、色んな方に試食をして頂きレシピを考える。
味だけでなく、「映え」も考慮し、盛り付けや食器の選定もする。
傍から見ると
「無謀すぎるチャレンジ」
「バカじゃないの?」
と、心の中で笑っていた人もいたと思います。
それでなくても極めて厳しいと言われる飲食業界。
そこにド素人が殴り込み。
本当に「バカ」ですね。
しかし、僕の中では不安は無かった。とは言い切れませんが勝算はあった。
その理由は
「世の中に求められてるもの」
「お客様が求めているもの」
これだけに焦点を当てました。
その結果、OPEN初日から開店と同時に閉店まで満席状態。
日によっては2時間待ちの行列。
10時OPENなのに、朝仕込みでお店に来ると、7時頃から並ばれてるお客様も。
お店は大阪ですが、南は沖縄から北は北海道などの遠方から旅行のプランに入れて来て頂けるお客様も沢山おられました。
毎日12時間以上厨房で立ちっぱなし。
クーラーもない厨房では汗だくで、すぐに10kg近く痩せました。
初めての飲食業で大変なことも沢山ありましたが、店内で楽しそうに過ごして頂けるお客様や、何度もリピートして下さるお客様の顔を見ると、感謝の気持ちと同時に「大変だけどまた明日も頑張ろう!」と思えました。
残念ながらOPENから半年と少しで、新型コロナウイルスの到来。
緊急事態宣言が発令され、「これは無理だ。」と即断。
すぐにお店を売却し、離れていたチャットルームの運営に戻りました。
このようなチャレンジができたのも、離れていた期間にルーム運営を任せ、支えてくれたスタッフたちと在籍されているチャットレディの皆さんのお陰です。
本当にありがとうございます!!
チャットレディのお仕事でも同じだと感じます。
「商品」という言い方は失礼かもしれませんが
接客業として自分を「商品」として考えるとするなら、
「自分好み」を優先するか、
それとも
「お客様好み」を優先するか。
どちらを優先して考えるかで、収入も大きく異なると思います。
SNSや雑誌で、女性の中ではすごく流行ってるファッションや髪型も、
男性には人気がない。
と、いうものは沢山あります。
当グループは、チャットレディ経験のある女性スタッフを中心にルーム運営を行っていますが、男性スタッフもいます。
その理由は、「お客様は全員男性」だからです。
女性目線で「可愛い!キレイ!」と思うものでも、
「男性ウケ」するかは話は別。
また、同性の方が相談しやすいと思われる女性もいれば、異性の方が相談しやすいと感じられる女性もおられる。
よって当グループでは、チャットレディ経験のある女性スタッフと、男性心理も交えたサポート体制を大切にしています。
※男性がいるだけで不安に感じられる女性もおられると思います。その分、特に男性スタッフには言動や身だしなみの指導を厳しく行っていますのでご安心ください。
チャットルーム運営でも同じ考えです。
在籍されているチャットレディの皆さんにとって働きやすい環境。
頑張られた分には「頑張って良かった!」と思って頂けるだけのボーナスで還元する。
スタッフが働きやすい体制作り。
かっこいい社長室、社長席なんていらねぇ。
自分の働きやすさなんてどうでもいい。
スタッフたちと同じ席で仕事をする。
同じ時間まで一緒に仕事する。
休日や外での仕事の予定も全部共有する。
チャットルームの掃除、洗濯、事務作業も一緒にする。
休日以外は、心斎橋本店のチャットルームに必ず出勤する!
スタッフたちやチャットレディの皆さんと同じ環境で、同じ作業も一緒にするからこそ、同じ目線で感じられるものはある。
まだまだ不十分な面はあるかと思いますが、当グループでお仕事される皆さんからのご意見を頂きながら、より良い職場、より良い会社になっていけるように
自分基準ではなく「相手の立場で考える」
を大切に、過信することなく努めていきたいと思っています。
これからも宜しくお願い致します(❛ᴗ❛人)✧オネガイシマス