
代表の独り言
品格は、生まれや育ちではなく、個人の努力によって身につくもの
食事と所作、会話での話し方や気遣い。人と関わることの所作がしっかりしていると、関わってくれる人に不快感を与えません。 それだけではなく、マナーや言葉使いは自身の普段からの行いに品を含ませていくのです綺麗な立ち振る舞いや所作、動作はすべてその人個人の品格の形成に繋がり、品格が生まれることで所作や動作が洗礼されて、さらに品格をあげていくのです。
ではその品格がどういった経緯で生まれて育っていくのかを考えていきたいと思います。
品格はどう生まれる?
品格のある人とは、個人が行う所作そのものに品があることを指します。その品格はどういった経緯で形成されて、育てられて、個人そのものに付加されるのか。
それはやはり、生まれや育ちで形成される部分は多いと思います。
厳しい家庭で育った子供はいやおうなく品格を強要され、徹底的に教えこむために厳しい教育になるでしょう。
そうなると、子供のうちから教育を受けられないと品格は身に着けられないのかと思いますが、それは早合点です。
品格の身に着け方は家庭環境で生まれえるのではなく、個人の努力で身に着けることが可能なのです。
ではどういった努力をすればいいのか考えていきましょう。
品格を身に着けるために①真似る
品格は自信に対しての教育で得られるものであります。そのために、品格のある人物をモデルとして「真似る」ことです。
そのことで、品格のある人のイメージがつきやすく行動に移しやすいのです。
品格のある人は綺麗な立ち振る舞い、所作、行動をしている。と、言われても言葉だけではイメージしにくいですよね。その為にイメージできる具体例が必要なわけです。
品格を持ち合わせた人物を知り、理解し自分なの中で品格のある人はこうだ。そんなイメージをもつと努力の方向性が見えてくるでしょう。
その人の着ているものから真似してもいいですし、言葉遣いからでもいいです。
最初のとっかかりとしては良い手段です。
また周囲に品格のある人がある人がいない場合、ネットで検索することも良い方法です。
全ての情報がネットに公開されているので、知りたい気持ちがあるのなら手に入れやすくなっています。
品格を身に着けるために②思いやる気持ち
品格をもつイメージができたのなら、次に品格を持つための心構えが必要になってきます。品格は所作や動作と目に見える部分だけでなく、心持ちとしての品格も重要であると言えます。
心持ちの品格とは、その品格がいったい何のための品格なのかを知ることです。
所作や綺麗な立ち振る舞い、言葉それらが整い美しいものになったとします。しかし心根とのずれがあると、ただの礼儀正しい人と言えるでしょう。
礼儀正しいだけの人と品格のある人との違いはその心構えでしょう。
正しい所作を持つのはなんのためになのか。
それが思いやる気持ちです。
正しい所作は人を不快にさせないために、綺麗な立ち振る舞いは身内や親しい人に恥をかかせないため。
品のある振舞いをするためのそういった根拠が必要なのです。
ただの礼儀正しさでは本当の品格とは言わず、思いやりをもつことで品格は現れるのでしょう。
品格を身に着けるために③マナーを学ぶ
品格を持つためのきっかけと、品格を持つにあたっての心持ちを紹介しました。そして最後にやはり、マナーの知識が必要になってくるでしょう。
品格を得るための努力の方法として、マナーの知識は必須で最初に紹介すべきでしょうが、理由があり最後に紹介させていただきました。
それは先にマナーを学んでしまうと品格の持った自身のイメージと、品格を持つために思いやりが大切なことをしっかりと理解していないと、品格を身に着けるための努力のしっかりとこなしにくいのでこの手順で紹介しました。
マナーを学ぶのは品格ある人がもちえている最低限必要なスキルです。
特に、食事、言葉遣いは必須でしょう。
特に日本だとお茶のマナーなども必要かもしれません。
こういったマナーは書籍でもインターネットでも情報が開示されているので学ぶことは容易にできます。
品格は努力でこそ身に着けられる
品格は序文でもお伝えした通り、幼少期での親からの教育で身に着けられることが多いです。ただ品格を持つ人=幼少期からの教育があった人にはなりません。
幼少期から品格の教育をされなかった人は品格を必要としないことが多いだけで、品格は必要と感じれば習得可能なのです。
もしかすると、大人になってからのほうが正しい努力をすることで品格を身に着けやすいと思います。
子供の頃からの品格形成は身に付きやすい反面、その品格教育に対して疑問を持ちません。
しかし、大人になって品格を習得する場合、このマナーはなぜ必要なのか、どういう理由で身に着けたいのかなど、自身の経験に照らし合わせた自分の理想とする品格を持てる可能性が大いに高いのです。
また教え込まれた品格は何のためにを理解できていないので、思いやりが欠けていることがあります。
その点、努力で得た品格は人との関わりをより良いものにしてくれます。
人と接するときにちょっとした誤解(言葉遣いや態度など)で誰かの不快にさせることがないのはもちろん、そのうえで思いやる心が所作の所々に現れるので、礼儀正しいだけでなく思いやりもある人と認識してくれるのです。
それが努力による理想の品格だから出来る品格のあり方なのです。