「ほぼ毎日」心斎橋本店に出勤中!現場を感じることが成功の秘訣
代表ブログ
mermaid 代表
公開日:2025年1月13日
「事件は会議室で起きてんじゃない!」
「現場で起きてんだ!!」
──「踊る大捜査線」THE MOVIE / 青島俊作
今年で起業して11年目になりますが、18才から13年間、会社員として勤めていました。
今では代表取締役という肩書で仕事をしていますが、
会社員時代から染みついた
「現場第一主義」の感覚は、今も一切抜けていません。
そして、
抜いてはいけないものだとも思っています。
会社員時代に感じ続けた“違和感”
会社員時代、毎月の社員会議や半年に一度の社長面談で、こんな話題がよく出ていました。
・業績や成果、反省点
・今後の改善案
・部下の成長
・職場環境や働きやすさ
でも、いつも心のどこかにあった「違和感」。
現場を見ないトップに、何が分かるんだ?
「現場に全く来ない社長に、
現場の悩みや改善点、伸びしろは本当に伝わっているのか?」
「現場に来ない社長が決める給料や評価は、何を基準にしているのか?」
「そもそも、自分の考えや努力は社長に伝わっているのか?」
そんな疑問を、ずっと抱えていました。
数字だけでは測れない“仕事の価値”
もちろん、
目に見える数字や結果は大切な評価指標です。
でも、会社にはさまざまな役割があります。
・成果が数字で見える営業職
・営業を支える事務職
・すぐ結果が出る部署
・時間をかけて成果が出る部署
・数字に表れない努力やサポート
それぞれの役割と責任感で、組織は成り立っています。
でも、目に見えてるものだけで全てが成り立ってるんじゃない。
それは、チャトレ事務所の運営でも全く同じです。
社長の仕事と、現場の仕事
社長には社長にしかできない仕事があります。
だから、現場に常に来られないのも理解できます。
任せるからこそ、人が育つ。
それも間違いではありません。
それでも「現場」が一番の土台
僕自身も社長として、
・広告戦略
・HP制作
・事業説明や面談
・FC店様との打ち合わせ
・マニュアル制作
・給与明細、請求書作成
・振込、会計入力
・日払い金の準備
・税理士さんや取引先様との打ち合わせ
など、自分にしかできない仕事は数多くあります。
それでも、
会社を支え、業績を伸ばしてくれている一番の土台は、
「現場であること」
これだけは、絶対だと思っています。
だから、できる限り毎日現場へ
だからこそ、
・できる限り毎日、現場に入る
・洗濯、掃除、事務作業、精算、面接
・自分にできることは何でもやる
・できる限りグループ全店を訪問する
実際に現場に立たなければ、
同じ目線で悩みは分かりません。
現場の空気、
スタッフやチャットレディの皆さんの表情は、現場でしか感じられないと思っています。
規模が大きくなるほど増える「反省」
正直に言うと、反省点もたくさんあります。
一人でチャットルームを運営していた頃と比べ、会社の規模が大きくなるにつれて、社外の仕事も増えていきました。
現場にいる時間が減ると、
スタッフやチャットレディの皆さんと話す機会も自然と減ってしまいます。
話して初めて見える“本音”
「どうしてるかな?」
「困ってないかな?」
スタッフを信頼しているから大丈夫。
そう思っていても、実際に話してみると、
・悩み
・迷い
・もっとこうしたいという想い
それぞれが、日々感じていることがあります。
それはチャットレディの皆さんも同じです。
もっと早く気づけたはずだった
もっと早く話していれば、
もっと早く解決できたこと。
もっと早く、
ストレスを減らしてあげられたこと。
もっと早く、
仕事がしやすい仕組みを提案できたこと。
反省と後悔の繰り返しです。
気づいたなら、即行動
起業して10年以上経っても、
「社長としてまだまだだな」と思う瞬間は多々あります。
でも、いつも変わらないのは、
「気づいたなら即行動!」
スケジュールを見直し、
スタッフやチャットレディの皆さんの声にもっと耳を傾ける。
それに尽きます。
現場に立つ理由は「信頼」だから
「僕が現場にいると、スタッフの成長を妨げるのでは?」
「思い切った提案をしづらくしているのでは?」
そんな迷いも正直あります。
でも、これだけは言い切れます。
任せられないからじゃない。一緒に戦いたいから。
スタッフに任せられないから、僕が現場に出ているわけではありません。
100%信頼しているからこそ、共に現場で切磋琢磨したい。
それは、
在籍しているチャットレディの皆さんに対しても同じ気持ちです。
これからも貫く「現場第一主義」
元々は普通の会社員。
現場を離れて、社長業だけに専念する。
──正直、性に合いません。
そんな社長にもなりたくありません。
これまで貫いてきた自分のスタイル。
これから先、何歳になっても
「現場第一主義」で在りたいと思っています。