
代表の独り言
自分の思い描いた未来に進むには、人に嫌われる覚悟も必要。
今回は先ずはじめに、思い描いた通りの人生を突き進んだスーパースターのお話を少しご紹介します。その女性の夢は、「世界で2番目に有名になること」でした。
彼女の考えでは、世界で1番有名なのは神さま。
だから私は2番目になりたい…というのが彼女の描いた未来像でした。
とてつもなく大きな夢を実現させた人には、必ずと言っていいほど様々な逸話が残されます。
なぜなら、成功者というのは「普通の人とは全然違う言動」を見せることが多く、まわりにいた人たちの記憶に色濃く刻まれるからです。
「いやぁ、あのときは驚いたよ」とか「あんな人は、他に見たことがない」など、昔関わった人たちの証言によって逸話というのは世に出てきます。
話を元に戻します。
スーパースターの女性が幼少だった頃、近所のお友達が彼女に可愛いプレゼントを差し出してきました。
それは道ばたに咲いていた花を摘んで花束にしたもの。
「これあげる!あなたに似合うと思うの。」
後に世界で最も稼いだ女性歌手としてギネス認定されることになった彼女は、幼児の頃すでに自分というものに高いプライドを持っていました。
彼女は友達から差し出された花束を半ばひったくるように受け取り、「なにこれ?こんなものが私に似合うわけがないでしょ!!」と激怒して地面に叩きつけたといいます。
この逸話をお読みいただくと、自分の思い描いた未来へと突き進むためには人に嫌われる覚悟も必要だという今回の主旨を、おぼろげながら掴んでいただけるのではないでしょうか?
夢に向かっていく覚悟
自分が思い描いた通りに人生を突き進むためには、いくつか覚悟が必要です。
覚悟とは、言わば夢に向かって突き進むための切符のようなものだと思います。
・人と違う道を行く覚悟
・パイオニアになる覚悟(前例がないことにチャンレンジする覚悟)
・他者の判断基準に惑わされない覚悟
・人に嫌われることを恐れない覚悟
人に嫌われる覚悟ができなければ、自分を貫くことはできない
自分がこうしたいと思うことを口に出したとき、それに対して意見を言いたがる人は多いものです。
「髪をバッサリ切ろうと思う」というような些細なことでも、まわりから「勿体ない」「もうちょっとよく考えた方がいい」などと言われることがありますね?
まして、思い描いた未来に突き進むとなれば、外野が色々言ってくることは目に見えています。
人は、「前例がないこと」を怖がります。
・今まで、身内にそんな生き方をした人はいない。
・今まで、うちの会社でそういうサービスを利用したことはない。
前例がない…ということは、これまでの常識にはなかったということになるので、非常識だと捉えられることもあります。
しかしまわりの判断基準に左右されていては、自分を貫くのが難しくなります。
「こうすべき」「それはやめた方がいいよ」などの助言を絶つという行為は、時にまわりの人を傷つけます。
人に嫌われる覚悟とは、言い換えれば「孤独になる覚悟」ということになるのかも知れません。
嫌われた後には何十倍も愛される日が来る
「歴代の偉大な50人の選手」に選ばれ、現在では殿堂入りした元プロバスケットボール選手のマジックジョンソン。
彼が子供たちに贈った有名な言葉を一部ご紹介します。
「君には無理だよ」と言う人のいうことは聞いてはいけない。
出来なかったときには、人のせいにしないで自分のせいにしなさい。
多くの人たちが、僕にも「無理だよ」と言った。
彼らは君に成功してほしくないのだろう。
何故なら、彼らは途中であきらめてしまったから。(後略)
人に対して「聞く耳持たず」で我が道を行けば、まわりからの評価は低くなります。
嫌なヤツだと思われることもあれば、変人扱いされることもあるかも知れません。
但し、それでも躊躇せずあきらめずに前進を続けていけば、応援したいと思ってくれる人に出逢える日が来ます。
その人が自分自身を信じているように、まわりの人たちもその人のことを信じてくれるようになっていきます。
・この人ほど、真っ直ぐな人は見たことがない。
・この人なら本当にやり遂げるかも知れない。
・俺だけは(私だけは)、この人の味方でいてあげよう。
夢の階段を1歩上がるごとに、味方になってくれる人の数は飛躍的に増えていきます。
その夢が大きければ大きいほど、まわりにいる人たちの思いも熱くなります。
やがては、皆が「あの人のようになりたい」と憧れるようになり、味方というレベルではなくファンのレベルに上がります。
そうなれば、今まで「無理」と言われてきたのが嘘のように、その人が放つ一言一句にまわりの人たちが賛同してくれるようになります。
期限付きの嫌われ者
夢の出発点から程近い所にいるときは、人から変人扱いされたり嫌われたりすることがあるかも知れません。
しかし自分を信じて前進を続けていけば、何らかの実績が上がるようになります。
「私はこういう生き方がしたい」と発言したとき、やる気しかなければ人は認めてくれません。
同じ発言をした場合でも、実力という裏づけがあれば人は認めてくれるようになります。
自分の思い描いた未来に進むための嫌われる覚悟とは、夢の実現に向けて「一旦は嫌われ者になる覚悟が必要」ということだと私は思います。