
代表の独り言
給料を上げる近道。存在価値を高めれば、お金は後からついてくる。
「お給料が上がらない!」と嘆いた経験のある方は、多いのではないでしょうか?私自身も会社員をしていた時は、同じ様に思った事が何度もあります。
汗水たらして一生懸命働いているのに、お給料が上がらないと悔しいですよね?
ですが、その頑張りはほんとうに会社のためになっているのでしょうか?
改めて言われると、「ドキッ」としてしまう方もいらっしゃるはず。
会社員をしていた時に、上司から同じ様な事を言われ、考えさせられた経験があります。
お給料が上がる人には、しっかりと共通点があります。
もちろん、誰にだってできること。
嘆いているだけでは、何も変わりません!
約15年間色んな職業で会社員を経験し、今は経営者になりましたが、
それぞれの立場を経験した中で、私が感じた「お給料が上がる人の共通点」についてお話ししてみたいと思います♪
お給料の高い人は結果的にそうなっただけ
まず、はじめにお伝えしたいのが、お給料が高い人は、お金だけを求めていた訳ではありません。
「高いお給料が欲しい」と闇雲に考えて、仕事をしているわけじゃないということです。
では、何をモチベーションにしてるのか?
答えは、「自分ができることは何か?」という、たった一つのことだと思います。
会社からお金をもらっている以上、相応の働きをするのは当たり前。
ですが、お給料が高い人はそれ以上に働きます。
と言っても、身を粉にして働くわけではありません。
「いまの等身大の自分は、何ができるだろう?」と、考えながら仕事をしているのです。
結果、周りからは良い評価がもらえます。
すると、自然と自分のポジションが確立していきます。
そして最終的に、お給料というお金の部分で目に見えるうれしい出来事が起こるのです。
●自分にできることを進んで行う
↓
●周りから評価される
↓
●存在価値が高まる
↓
●評価がお金で返ってくる
お給料が高い人ほど、お金は後からやってきます。
重要なのは、存在価値を高めること。
会社や周りの人に、「居てもらわなければ困る」と思われる存在になる事。
そうすれば、おのずとお金も増えていくと思います。
今の自分を冷静に見つめ直してみて、自分がいなければ会社も周りも困ると感じられるか、
それとも、自分が居なくても何も変わらず会社も仕事も進んでいくと感じるか、
その差が存在価値の差になると思います♪
まずは自分の行動を見返そう
ではここで、お給料が上がらない人の特徴を見ていきたいと思います。
「全然お給料が上がらない~」と嘆いている方、自分はどのような働きぶりですか?
・言われたことしかやらない
・やりたくない仕事は理由をつけて断る
受け身体質ではありませんか?
会社員だった時の私は、今言った様な受け身体質でした。
一度、経営側に立って考えてみるといいかもしれません。
・言われたことしかしない、自分のやりたいことしかやらない人
・好き嫌いなく、まずは挑戦する人
どちらのほうが、存在価値が高いと感じますか?
大半の方は、後者を選びますよね?
会社員だった時、この様に違う立場にたって物事を考える様になってから、私の考え方も大きく変わりました。
お給料を支払っている経営者は、会社を守るという大きな使命があります。
利益を生むのはもちろんですが、社員全員の生活という責任も背負っています。
できることなら、全員のお給料をアップしてあげたい。
だからと言って本当にやってしまったら、会社の存続が危うくなります。
全員のアップはできなくても、少人数ならできそうだとしたら、優先順位はどうなるでしょうか?
会社にとってなくてはならない、存在価値の高い人を優先してお金を支払いたいと考えませんか?
いまは価値が高くなくても、高める努力をしている人にも応援したい気持ちが生まれます。
経営者からすれば、お給料以下の働きしかしていない人の昇給なんてもってのほか。
当たり前の考えです。
反対に、会社に利益を出してくれる社員には、ありがとうの気持ちをこめてお給料を増やしたくなります。
当時の私はまず、自分の考え方や行動を見返す事にしました。
あなたは会社にとって何か得になることができていますか?
では次にやるべき行動は?
改めて行動を見返すと、反省すべき点がたくさんブラッシュアップされると思います。
では、今後どんな行動をすべきか?
実は、存在価値を高める方法は、そこら中に転がっています。
言われ仕事しかしてなかった方は、指示を待つのではなく、自分から仕事をもらいにいく事がまず最初のスタートだと思います。
「何かやることはありませんか?」このたった一言です。
たった一言をいうだけで、助けられる人はたくさんいます。
自分から話しかけることで、コミュニケーションが取れますよね?
すると、周りの人もあなたに話しかけやすくなります。
組織で働く上で、人間関係は非常に重要なポイント。避けては通れない部分です。
人間関係が潤滑になれば、あなたも働きやすくなります。
そして、仕事の好き嫌いが激しい方は、まずは挑戦してみること。
「嫌いだと思ってたけど、食べたら美味しかった!」
仕事も食わず嫌いと同じです。やってみたらできちゃった、なんてことがよくあります。
・なんかめんどくさそうだからやりたくない
・大変そうだから身を引こう
という考えでは、存在価値を高めることはできません。
むしろ周りからは扱いづらい人認定。
どんどん昇給からは遠ざかっていきます。
まずは嫌いだと思った仕事もやってみる行動力が大切だと思います。
やってみてできなかったら、周りを頼ってみればいい。
そうすることであなたの得意・不得意を理解してもらえます。
今後、あなたの得意分野を活かせる仕事が回ってくることだって考えられますよね?
そこで本領が発揮できれば、存在価値はうなぎのぼり。
「お給料が上がらない」と嘆いてた自分が、ウソのように思えます。
どう感じられたでしょうか?
お金は後からついてくるもの。
「お給料を増やしたい!」という気持ちがあっても、受け身体質でいたらずっとそのままです。
普段の行動や仕事ぶりをちょこっと積極的にするだけで、存在価値はぐんとあがります。
対価としてお給料もアップするので、良いこと尽くしですよね?
まずは受け身体質を卒業することを、最初の目標にしてみると良いと思います。
すぐに目に見える結果は出ないかもしれません。
しかし、半年・1年と繰り返していく事で周りからの評価もかわり、それがあなた自身の存在価値が高くなった証明となり昇給へ繋がると思います。