
代表の独り言
流れ星に3回願い事をするとなぜ叶う?その理由について…。
もし、流れ星が消えてしまうまでに3回願い事を口にできたら、願いが叶う…。流れ星に関するこちらの話、ご存知ですよね?
有名な流れ星の話のひとつなので、誰でも一度は耳にしたことがあると思います。
子供の頃に試してみたことがある人もいるかもしれません。
空気がある程度の美しさを保っている田舎ならともかく、民家やビルの照明などの人工的な灯りが一晩を通じて消えることのない都会では、夜空の星の光はかき消されてしまって流れ星に出会うことすら困難です。
ビルが近くにない静かな住宅街だったとしても、見ることができるのは一等星の明るい星くらい。
そんな、星を見ることすらままならない今の環境では、流れ星を見るためには空気が綺麗な場所まで行かなくてはいけません。
流星群が接近する情報がニュースなどで流れると、願い事をするために流れ星を見に行こうと遠出の計画を立てる人もいるほど、流れ星は普段の日常とは離れた存在になってしまいました。
しかし、流れ星をただ見ただけで願い事が叶うはずもありません。
ましてや、願いを叶えたいから遠出する、というのは論点がずれてしまっています。
確かに流れ星を見る機会は減ってしまったかもしれません。
でも、願い事の長さや夜空のコンディションによって多少の誤差や違いはあるでしょうが、それでも流れ星が消えるまでに3回も願い事を口にできるかと聞かれたら、無理だと断言してしまっていいと思います。
流星群に出会ったからといって、願い事が叶うわけもありません。
今回の話でポイントとなるのが、流れ星を見つけてから願い事をすることも、願い事をするために流星群を見に行こうとする人も、願いを叶えるという点にはさほど重点は置いてはいないということ。
夜空を見上げ、流れ星が視界に飛び込んできてから願い事を唱えたとしても、一回願いを口にすることが精一杯です。
では、どうして流れ星に願い事を3回すると叶うといわれているのでしょう。
不可能なことを達成することで自信を持ち、夢への足掛かりとする、とも考えられますが、より現実的な話をするならば、
「どんな時でも自分の夢のことを考えている思いの強さ」、これこそが願い事を叶えるための最大の要です。
“常に夢のことを考え続け、夜空を眺めている時だっていつも夢について考えている。 そしたら偶然、流れ星が流れていくのが目に入った。“
このように、流れ星が流れるのに合わせて願い事を考えるのではなく、願い事を考えていたらたまたま星が流れていった、というのが本気で願い事を叶えようとしている人が出会う流れ星と言えると思います。
願い事を叶えるためにずっと、それこそ四六時中、頭の中で願い事を思い描いているのならば、流れ星に出会った時でさえも思考は願い事で埋め尽くされていると言う事です。
常に願い事を頭に思い浮かべているのなら、願い事に関する思考を一瞬のうちに3回するくらい、いとも簡単な話です。
本気で夢や目標に向かって進んでる人にとって叶えたい願いは、実現可能と自分で思えるものです。
だからこそ、本気でその願いを叶えるため優先すべき行動は、常に今自分がするべき最善のことです。
神頼みのために流星群を見に行く暇も余裕ありません。
そんなことよりも、まず、夢のためにすることが沢山あります。
夢を叶えたいという思いが強ければ強いほど、自分の行動に意味を求めるようになっていくと思います。
意味のある自分の行動とは、夢を叶えるために必要なスキル、資格、はたまた技術や知識の習得など、先に繋がる行動をすること。
休息や休憩は無駄な時間ではありませんが、自分の夢や人生において、なんの意味もないと感じる行動は無駄な時間といえるでしょう。
今、この一瞬は二度と訪れることはありません。
自分の思い描く夢への熱量が、そのまま自分の行動に繋がっていきます。
あらゆるものを貪欲に求める思いの強さが、自分の願い事を叶えさせると思います。
時間は限りなく無限に近い有限です。
今日が終われば明日がきますが、今日無駄にした時間は一生戻ってくる事はありません。
星に願いを託すほど切羽詰まっているのなら、ますます行動するべきことがあるはずだと思います。
本当に夢を叶えたいと強い思いを抱いているのならば、がむしゃらに夢中になるはず。
願っていれば夢は叶いますが、ただ思い描いているだけを願うとは言えません。
自分のとれる行動をして、夢に繋がる日々の行動や努力が実った時に、夢が叶うと思います。
流れ星が目の前を流れて行ったとしても、願い事が叶うかどうかは本人の努力、熱意次第です。
星に願わなくても夢を叶える人はたくさんいます。
逆に、もし流れ星が消えてしまう前に、願い事を口にすることができたという人でも、夢を実現させることに対してその熱意があれば、きっと実現させることができるでしょう。
流れ星に託すのは願いではなく思いの強さです。
夢を思い描いていたらたまたま目の前を流れ星が流れて行った。
滅多に出会えない流れ星が、ふと夜空を見上げた瞬間に流れて行ったので縁起がいいとも感じると思います。
ちょっとした幸運は気分を向上させ、さらに夢に対してのやる気も向上しますね。
本来ならそちらの方が、流れ星のおまじないの真意なのかもしれません。