
嫌われ女と好まれ女
決めたら意地でも動かない!頑固な女は嫌われる
こちらがアドバイスや意見を言っても絶対に受け入れない頑固な女性。あるいは話を聞いているようで結局は何も変えない女性。
あなたの周りにもいないでしょうか。
一見、芯のある女性のようにも見えますが、その柔軟性のなさは大変厄介。
仕事でも友人関係でも様々なトラブルを生み出します。
今回はそんな頑固な女性の持つ特徴を、よくある言動とともにお伝えします。
自分のやり方を変えない
頑固な女性の特徴の一つとして、自分の決めた独自のやり方を変えないということがあります。
この頑固な特徴が特に出やすいのが仕事。
例を一つ出しますね。
今日締め切りの事務仕事をベテランのAさんが必死でやっていました。
それを見ていた上司が、Aさんのやっている作業で省けるところがあることに気づきます。
そして、締め切りの時間に追われ、必死のAさんに、やり方の変更を提案しますが・・・
Aさんは生返事でやり方を変えようとはしません。
誰が見ても、上司のやり方の方が早く終わるのが分かるのに、なんだかんだ言い訳をして、今のやり方のまま押し通してしまいます。
結局何とか間に合ったものの、上司のやり方でやれば、こんなに焦ることもなかったのにと周りは困惑気味。
こんな事が頑固な女性Aさんの仕事場では日常的に起こっています。
なぜあんなに自分のやり方に拘るのか、なぜ変えないのか、誰も分かりません。
頑固な女性はこのように、周囲の迷惑もかえりみず自分のやり方を押し通すので、融通のきかない人、面倒くさい人と思われることが多いのです。
形式を重んじる
頑固な女性の中には、その物事の本質を見失い、形式だけにとらわれてしまっている人も多くいます。
交通ルールには事故を防ぐため、円滑に交通を行うためと、そのルールを守る理由があります。
交通に限らず、世の中の全てのルールには、そういった何かしらの理由があるからみんなが守ろうとしているのですね。
頑固な女性は確かにルールや決まりをしっかり守る人が多いです。
そして自分だけでなく、周囲の人にもルールの遵守を強制します。
しかし例えルールを知っていても、場合によってはどうしても守れないときがあるものです。
横断歩道で信号が赤でも、往来に車がなく、向かい側の歩道に倒れて息も絶え絶えの人がいたら、渡って駆け寄りませんか?
これは極端な例かもしれませんが、頑固な女性というものは、何がなんでもルールを守ろうとするところがあるのですね。
ところが、なんのためのルールなのか聞かれるとあやふや…などということもあるのです。
周りからは当然、頭の固い人、形式にばかりこだわる人として避けられるでしょう。
余裕がない
人の意見をじっくりと聞き、アドバイスや意見を取り入れて自分をより良く変えていける人は心に余裕のある人です。
アドバイスを受け入れ、新しい方法にトライする時には、時間や労力も必要ですし、今までのやり方を手放す怖さもあります。
しかし心に余裕があれば、これを乗り越えれば今より更に良くなるかもしれない、とポジティブな気持ちも持てるものですよね。
一方、同じ場所にいても、まるで頑固な女性の周囲は両側から壁が押し迫っているよう。
大変視野が狭い状況です。
視野が狭ければ自ずと自由が制限され、余裕がなくなるもの。
頑固な女性は余裕がありません。
余裕がない人は、外から新しいものを取り入れるより、内側の今あるものを守ることに懸命になるものです。
頑固な女性は自分の築いた城を壊されないよう守ることで精一杯なのです。
頑固な女性は何を守ろうとしているのか
さて、では一体頑固な女性たちが守ろうとしているものとは一体何なのでしょうか?
彼女たちが必死で守ろうとしているもの。
それはズバリ、「分かってもらえなかった自分」です。
子供の頃、親やおじいちゃん、おばあちゃん、先生を喜ばせたくて、褒められたくて頑張ったのに無視されたこと。
お父さんやお母さんや兄弟のためにいっぱい我慢したのに認めてもらえなかった自分。
その時受けた傷は、
「どうせ私のことなんて誰も分かってはくれない」
という心の芯となり、深く根付くことになります。
この芯は家の柱のようなものですから、大変強固です。
そして、事あるごとに、この他人を疑う自分、他人から理解されないと思い込んでいる芯が発動し、頑固な自分となって表面化するのです。
このような背景があるので、彼女たちを変えようとすればするほど、頑固さがますます悪化してしまうのです。
頑固さの鎧を脱げば軽くなる
このように、頑固な女性にとって、頑固さとは自分を守る鎧のようなものなのですね。
あなたの周りに、今回ご紹介したような女性は思い当たりますか?
また、あなた自身に当てはまる傾向はなかったでしょうか。
頑固さはそれ自体に問題の原因があるのではなく、そうなってしまった守りたいものが重要なのかもしれません。
もしもあなたにも思い当たる特徴があるなら、一度立ち止まって自分の心に寄り添ってみて下さい。
そして、頑固さであなたが守ろうとしているものを癒すことをしてみませんか?
そうすることで、重い頑固さの鎧を脱いで、今までより軽い足取りで前へ進んで行ける事でしょう。
軽やかな心で自分自身も他人にも優しくなれる、素敵な女性をめざしましょう。