
嫌われ女と好まれ女
男にあっさり縁を切られる、金遣いが荒い女たち。
金銭感覚が合わない男女は関係が破綻しやすいといわれます。ドケチ女というのも困りものですが、金遣いが荒い女は男を窮地に追いやる分だけ始末に負えません。
今回は『金遣いが荒い女』にスポットを当てます。
金に糸目を付けず自分を磨くだけ磨き、男性にそっぽを向かれる女たちの現状を見ていきましょう。
後先を考えない女は捨てられる
多くの男性が金遣いが荒い女から去っていく大きな理由は、今あるお金を使いまくる女と一緒にいると、将来が先細りになるからです。
もしもふたりが永遠に若いままでいられるのであれば、その日暮らしになってでもいいから遊びまくろうという選択も有りなのかも知れません。
しかし現実は違います。
年々体力は落ちていくもの。
なのに必要なお金は年々上がっていくのが世の常です。
「今乗っている車より、もう少しランクの高い車に乗れるようになりたい」「家庭を持ちたい」「時々家族と旅行がしたい」…将来のことを考えたとき、男性は金遣いが荒い女とはやっていけないと判断します。
後先を考えずに欲しい物を買いあさる女と一緒にいれば、男性に未来はありません。
高い物から欲しがる図々しさ
金遣いの荒さというのは、年々たちが悪くなります。
元々は金額を気にせず何でも買っていた女も、買い物経験を積めば目が肥えてきます。
つまり高い物から順に欲しくなってきます。
1杯千円のコーヒーの味を知ってしまったとしても、普通の人なら1杯数百円のコーヒーにすぐ戻ることができます。
でも金遣いが荒い女というのは普通の人ではありません。
お金を多く払って高い満足が得られるなら、高い方を選んだ方が良いに決まってる…というような価値観で生きている女です。
むしろ、安いコーヒーには二度と戻りたくないと頑なに言い張るような性格の女です。
安い食材より高い食材の方が美味しいということは、誰にでもわかります。
高級なコスメを使えば肌や髪がつやつやになることだって、女性なら皆知っています。
けれど欲のままにお金を使えば、生活が成り立たなくなるということも知っています。
大金持ちでもないのに金遣いが荒いというのは、身の丈知らずな女なのです。
言い換えれば勘違い女ということになるのかも知れません。
必要じゃない物まで買おうとする
金遣いが荒い女はお金を使うのが大好きです。
通常、買おうかどうしようか迷った場合というのは、買うのをやめるという方向に気持ちが片寄っていきますが、浪費家の気持ちは逆の方へ向かいます。
「要るかどうかわかんないけど、とりあえず買っとこう♪」となるんですね。
欲しいと思う物を買うだけなら、男性も百歩譲って「仕方ない」と思ってくれるかも知れません。
しかし、必要じゃない物や必要かどうかの答えが出せない物まで買おうとする無神経さには、男性も我慢がなりません。
実際にお金をどんどん使う女の部屋には、未開封のままの洋服やバッグ、数回使っただけの健康グッズなどが眠っています。
友達から「これどこで買ったの?」と訊かれても、「えー。どこだっけ…。こんなの買ったっけ」と答える始末です。
自分のお金で買ったのであれば、それに対して文句を言う必要もありませんが、もしも恋人に買ってもらった物だったとしたら…?
「買ってほしい」と言われて買ってあげたのに、いつどこで買ったのかも記憶から抜け、部屋に眠らせる女。
多くの男性が縁を切りたくなるのもわかりますね。
金遣いが荒い女は、物を買うのが好きです。
それを買ってくれた彼氏の気持ちよりも、買いたい物を買いたいだけ買うことが嬉しい女なのです。
「物欲」と「所有欲」
金遣いが荒い人にも色んなタイプがいます。
「お寿司が食べたい」「この服、欲しい!」というように、純粋に物欲が高いからお金を使うという人もいます。
本当に欲しいというわけではないけど、「とりあえず持っておきたい」という欲求によって色々買うというタイプの人もいます。
所有欲を満たすために買い物をするということですね。
このタイプの人は、話題の中心になっている物を持っておきたい、新商品は一通り揃えておきたいというような欲求を高く持っています。
真新しい物。
レアな物。
限定商品。
話題になっている物。
こういう物を所有している人というのは、まわりから羨ましがられます。
わかりやすい例でいうと、大物芸能人の豪邸拝見という趣旨の番組を思い起こしてみると良いかと思います。
半端じゃない車の所有数。
ジャグジーにプール。
他の人にとって手に入りにくい物を沢山所有していることは、自慢のネタにできます。
それらを自分の財力で手に入れた大物の姿というのは、一般人にとっては夢であり憧れです。
怖いのは、今の時代は一般人であってもそこそこ色んな物を買えてしまうことでしょう。
カードを使って欲しい物を先に手に入れ、後から支払うというのがごくごく普通の時代です。
金遣いが荒い女から財布をあてにされると、彼氏の給料は来月分も再来月分もカードの支払いに持っていかれることになります。
別れるなら早いに越したことはないでしょう。