
嫌われ女と好まれ女
おしとやかな女性はどこに行っても評価が高い
おしとやかな女性は決して目立つことはしません。なのに人を惹きつける気品があるため、存在感は薄くありません。
昔を思い出してみると、あなたのクラスにも1人ぐらいおしとやかな女子はいたのではないでしょうか。
言葉数少なめで態度も控えめ。
一つ一つの動作がきちんとした印象の女の子。
普段口の悪い男子がその子にだけ紳士的な態度を見せたり、年上女子のように扱ったり…。
明らかに男が態度を変えるのを見ていると、もしかしておしとやかな女こそ一番いい女なのかも…と思えてきます。
今回は、どこに行っても高い評価が高い『おしとやかな女性』に注目します。
おしとやかな女性は比較対象にされやすい
おしとやかな女性がどれほど男性から高い評価を得ているかは、男性がすぐに比較対象に出すという行為にもしっかり表れています。
おしとやかな女性を引き合いに出し、自分が付き合っている彼女や、よく一緒に飲みに行く女友達の態度・行動のガサツさや品のなさを浮き彫りにします。
「あの人って上品だよなぁ。お前と違って」「ちょっとは見習えよ。」といった具合いですね。
いつも『良いお手本』として比較対象に名前が挙がってくるわけですから、やはり男性にとって理想の女性はおしとやかな女性ということになるのでしょうか。
いずれにしても、はっきりしているのは、男はおしとやかな女を高く評価するということです。
特別扱いされやすい
おしとやかなタイプの女性は、男から特別視されているだけではありません。
異性・同性関係なく、色んな所で特別扱いされやすい存在でもあります。
たとえば同級生や仲間内で飲んだり食べたりしている席で、おしとやかな女性はよく特別扱いを受けます。
特別扱いというのは、「あなたはいいのよ。気にしないで」と言ってもらえる特例扱いです。
メンバー皆が「とりあえずビールで!」と盛り上がっているとき、「俺は焼酎で」などと言う人がいた場合、普通は仲間からバッシングされますね。
けれど、おしとやか系の女性が「ビールはちょっと…」と呟いた場合に限って、メンバー達は急に優しくなります。
男性も女性も皆がそろって「いいよ、いいよ。無理しないで」とか「何にする?ソフトドリンクもあるよ」なんて言ってくれたりする。
おしとやかな女性が、如何に特別扱いされやすいかがよくわかる例です。
平凡な扱いを受ける「その他女子」の例
ちなみにですが、お酒の席で仲間内と乾杯する場面において、賑やか系女子や普通女子、ムードメーカー系女子が「ビールやだ~!」などと訴えたところで、「そうかそうか」と優しく応じてくれる人は多くはいません。
ほとんどの場合は、「はぁ?お前飲めるだろ?」とか「何言ってんの?空気読めないの?」と言い返されるのが関の山です。
静かに愛される存在
おしとやかな女性はどこに行っても高く評価されますが、爆発的に人気がある存在とまではいかないのが1つの特徴です。
モテるかモテないかで言えば、モテるの部類には入ってくるでしょう。
しかし、男をとことん燃え上がらせる感じにはなりにくく、むしろ男を落ち着かせる雰囲気を持っているのがおしとやかな女性です。
「あの人っていい感じの人だな」「一緒にいると落ち着く」「気持ちが穏やかになる」…男たちをそんな気持ちにさせるのが、おしとやかな女性の魅力です。
おしとやかな女性と一緒にいると相手の気分も落ち着きますので、恋人同士になった場合はお互い心穏やかに向き合えるような関係になります。
男からの誘いも、「日曜の午後、君とオープンカフェでコーヒーが飲みたい」というようなソフトな切り口になります。
おしとやかな女性が恋人である限り、男は間違っても「お前と一緒にいられるなら、俺は地球の果てにでも行くぜ!」とはならないでしょう。
見習いたい部分だけ上手に取り込む
おしとやかな女性の全てを真似れば、自分とはかけ離れた女になってしまいます。
実態を知ってみると、「私はおしとやかじゃなくていいや」と思った方もいるかと思います。
色んな人から特別扱いされるよりも、男性とじゃれ合ったり言い合ったりできる方がいいという考え方もありますしね。
ただ、自分の評価を上げていくために、見習いたい部分をちょっとずつ上手にモノにしていくというのは賢い選択になるかも知れません。
四六時中、気品を漂わせるのは窮屈かも知れませんが、食事のマナーだけ見習うとか立居振る舞いに気をつけるとかなら窮屈というほどでもないですね。
おしとやかな身の振る舞いや言葉遣いは、特に恋人が知人や友人を紹介してくれた席で役立ちます。
「大人っぽい」「上品」「落ち着きがある」「賢そう」という印象を持ってもらえたら彼女としては気分がいいし、彼氏も鼻が高いですね。
さらに知人・友人のレベルでなく、彼氏の両親や兄弟などと一緒に食事をしようと誘われたときには、おしとやかな身のこなしや落ち着きのある態度・行動というのは、間違いなく役に立ちます。
無理やりおしとやかな女を演じるのではなく、TPOに合わせてカラーを変える。
そんな女性になれたら、人とコミュニケーションを取ることが今よりずっと楽しくなりますし、同時にまわりからの評価も上がります。