
嫌われ女と好まれ女
「いい加減にしてくれ…」過保護に育った女が嫌われる理由
男はわりと簡単にお嬢様系にぐらっときます。好みのタイプとは別に、社長の娘や医者の娘など、お金持ちのお家で育った女性には憧れのような感情を抱いてしまうのでしょう。
高嶺の花は美しく見えるものですしね。
けれど、あまりにも過保護に育ってきた女性というのは、実際付き合ってみると手に負えない部分が色々あります。
1ヵ月に1度の食事ぐらいなら対応も苦になりませんが、恋人にしてしまうと大変です。
過保護に育った人の基本的な特徴
過保護な人というのは、過剰に保護されて育った人ですので、自分が危険な目や嫌な目に遭いそうな事柄に対して敏感です。
自分自身で身を守るなら何の問題もありません。
「神経質な人だね」と言われて終わります。
過保護に育ったな人がやっかいなのは、自分の安全・安心を確保するために、まわりの人たちの手をわずらわせる点です。
「雨に濡れたくないから、傘を買ってきて」「行列は苦手だから、予約できる店を探しておいて」…どんだけ自分が可愛いんだと言いたくなりますが、それよりも問題なのは、自分は心地良いポジションをキープし、面倒なことを人にやらせることです。
過保護女の口癖は「無理」
過保護に育った女を彼女にすると、「そんなの無理」「それも無理」と言われることが多く、男性は引っ張り回されます。
過保護に育てられた人というのは、食事のときに家族からきめ細かく面倒を見てもらっていた人が多いため、食事の席では特にあれこれ主張してくる傾向があります。
「お箸は無理。フォークじゃないと無理」などの主張を始め、熱すぎるスープは「飲めない」、味が濃いものや脂っこいものに対しては「食べられない」と言ってきます。
家族の代わりに彼氏にセイフティネットになってもらう
過保護な人というのは、両親や祖父母を始めとする身内から『過剰に保護してもらって』育った人です。
人に守ってもらうことで自分が快適に過ごすのが当たり前になってしまうと、大人になってからは身近な人を家族の代わりにして、色々と面倒を見させようとします。
一番身近な人というと、やっぱり彼氏ということになりますので、彼氏になった人は非常に苦労します。
「これは食べられない」「これは苦手」と、まるで子供のように主張してくるのも過保護女にとってはごく普通のことです。
自分が嫌だと感じたことは、まわりの人が何とかしてくれるという感覚が身に付いてしまっているからです。
また、過保護な女は食事以外のときでも、気になることがあれば彼氏にどんどん主張してきます。
乗客の多い電車は嫌だと言い、新幹線はグリーン席にしてほしいと言い、ひたすら彼氏に苦労をかけまくります。
こんな女とデートをしていて楽しいはずもなく、大抵の男性は数回のデートで過保護女に見切りをつけます。
上には上がいる!超ド級の過保護女とは…?
どんな世界にも上には上がいます。
過保護というものにもレベルが色々あり、やはり上には上がいます。
ここまでくると、ムカつくというより逆にもう笑い飛ばすぐらいしかできないというレベルの「過保護に育った人たち」の世界を少し覗いてみましょう。
幼少の頃に才能を買われデビューした歌手や子役など、大スターの人生を歩んだ人たちによくある逸話というものがあります。
今回はその中から代表的なものを少し紹介します。
- 欲しい物って絶対欲しいよね。我慢できる人がいるなんて不思議。
- 電車に乗ってみようと思ったけど、切符の買い方がわからなかった。
- 小学生のときから高校を卒業するまで、登下校は運転手が送り迎えしてくれていた。
- 大手企業の初任給を聞いてびっくりした。私が大学生の頃のお小遣いよりも少なくて。
- 誕生日のときは、50人ぐらい人を呼んでパーティするのが当たり前だと思ってた。
あまりに感覚がぶっ飛びすぎていて、もはや腹も立たないかも知れませんが、こういう感覚の女性に恋をしてしまった男性は悲惨です。
満たされすぎている人というのは、人の苦労や寂しさや切なさ、一生懸命さといったものに鈍感なところがあります。
過保護女の場合は、人に何かしてもらうのは当たり前、何か買ってもらうのは普通という感覚を持っていますので、心を込めて色々してあげても、感動どころか感謝さえしてもらえないということがよくあります。
どんな男性ならフィットするのか
今回紹介したような過保護に育った女をずっと愛せる男性は稀です。
とことん過保護女の要求に応え長く付き合っていける人がいるとすれば、年が1回りも2回りも上のおじさまで、尚且つお金と時間に余裕がある男性ぐらいしかいないでしょう。
思い切り年上の男性から見れば、過保護女のワガママっぷりも可愛いものです。
お金と時間があれば、過保護女の要求を満たすことも可能です。
但し…女がそのおじさまを受け入れればの話です。
過保護女のことですから、自分のワガママさを棚に上げてこう言うかも知れません。
「おじさんは無理!」「加齢臭は無理!」あれも無理、これも無理と言い続けた結果、最終的には誰にも守ってもらえなくなるのがオチかも知れませんね。