
嫌われ女と好まれ女
駆け引き上手な女性は愛され上手。その理由は?
女性の駆け引きに関しては、色んな意見があります。「要は計算高い女ってことだよね」
「男慣れしている女じゃないの?」
「駆け引きをする女は本音を言わない」等々…。
だから女性は怖いなんて意見もよく聞きますね。
駆け引き上手な女というとまるで悪者のように扱われがちですが、実は駆け引きが上手い女性は長所を沢山持っています。
そして、異性からモテている人が多いというのも事実。
そこで今回は、駆け引き上手が愛される理由に迫ってみます。
本音でぶつかるばかりが能じゃない
まずはじめに、駆け引き上手と正反対のタイプの女性に注目してみます。
正反対ということは、好きな人や恋人に対して駆け引きをしないタイプの女性ということになります。
- 嘘をつかない
- 素直
- 心で思っていることと、口で言っていることが一致している
でも、心と行動が直結しているタイプの女性というのは実際に彼女にすると、やっかいな面が色々出てきます。
感情的な女はやっかい
素直なタイプの女の子というのは、機嫌が良いときはとても可愛い存在です。
付き合っている女性が、「嬉しい♪」「楽しい♪」と言ってニコニコしているのを喜ばない男性はいないでしょう。
ですが、このタイプの女性というのは心の動きのままに態度も言葉も変容しやすく、急に涙声になったり、「もういい!」と言い放ったりすることがあります。
こういった女性特有の感情的な行動というのは、ほとんどの男性にとって理解不能です。
度々訪れる彼女の不機嫌モード。
それに対する男の本音は、「めんどくさい」「重い」「いい加減にしてほしい」などが代表的です。
駆け引き上手な女は理論思考
一方、駆け引き上手な女性は、自分の思い通り事が運ぶように『事前に手を打つ』のを得意としています。
巷の噂でよく言われるように、計算高いということになりますね。
けれど、計算高い=悪という印象を持つのはちょっと待ったです。
計算高いということは、計算ができる能力があるわけです。
- 恋人とのムードが険悪にならないように…
- 喧嘩しなくて良いように…
- ふたりの関係が破綻しないように…
リーダーシップを発揮する
男であろうと女であろうと駆け引きが上手な人というのは、まわりの人たちを自分の思う方向に動かしていくのが得意です。
これって即ち、リーダーシップが取れる人ということになります。
好きな人の心を射止めるのも、恋人を自分に夢中にさせるのも、欲しい物を誕生日プレゼントとして買ってもらうのも、こちら側の狙い通り進めていけるというのは、駆け引き上手な女性には優れたリーダーシップ力があるということになります。
理論思考で計算高く、リーダーシップも発揮できる女性。
駆け引き上手な女性には魅力が満載です。
ここで1点、注意しなければならないことがあります。
まわりに『駆け引きばっかりしてるけど、人から好かれてもいないし、思ったように事も運べてない』という人がいたとしたら、その人は駆け引きが下手な人なのです。
今回のテーマは『駆け引き上手な女性』に絞っていますので、駆け引きが下手な人のことは述べていません。
一緒にいると楽なのも魅力
男性にとって駆け引きが上手い女性には、一緒にいると楽という魅力もあります。
感情だけでものを言わないから楽…というのもありますが、先々の予定を立てたりアドバイスしたりと、色々引っ張ってくれて楽だという特長もあります。
本来、男というのはめんどくさがり屋です。
自分がこだわっていることに対しては膨大な時間をかけたり几帳面な一面を見せることもありますが、生活全般や日々の楽しみ方など、幅広い分野まできちんとこまめに考えたり工夫したりするのは、圧倒的に女性の方が得意です。
早い話が、男には「細かいことは、女に任せてしまった方が楽」という価値観があるのです。
「ねぇ、今度の夏休みどこに行くー?」という女より、「夏休みはここに行くから、それまでにこれぐらい貯金しよう」と誘導してくれる女の方が、多くの男性にとっては楽だったりします。
そして彼氏がこだわる部分が出てきたら、その部分だけ話し合いに持ち込むという方法でコミュニケーションを取ると、男と女は揉めにくくなります。
旅行をする話になったとき、彼が乗り物にこだわるようなら、そこは彼に任せる。
宿泊先にこだわる男性なら、ホテル選びは一緒にするなどです。
ことわざから学ぶ
人間関係というのは、ただ正直にストレートにぶつかれば上手くいくというものではないですね。
学校でも職場でも近所付き合いでも、本音と建前を使い分けたり、いいカッコをしてみたり、ちょっとだけ嘘をついた方が上手くいくシチュエーションが多々あります。
- 押してダメなら引いてみな
- 転ばぬ先の杖
- 嘘も方便
世間を渡っていく上でも、惚れた男を振り向かせるためにも、恋人との関係を良好にしていくためにも。
そして何より、自分自身が幸せであるためにも。