
嫌われ女と好まれ女
すごいけどめんどくさい!?ストイックすぎる女性は嫌われる
スポーツ選手や学者に多い、ストイックな人。仕事や恋愛の面でも、そういう人って身近にひとりはいますよね?
「すごいなぁ」
と思う反面、苦手だったり嫌いな人も多いのではないでしょうか?
憧れや尊敬の的にも、煙たく思われる存在にもなりえる、ストイックすぎる人。
今回は、そんな人が嫌われる原因に迫りました。
「ストイック=いいこと」
だと思って譲らない方、もしかしたら周りから敬遠されているかもしれません。
ストイックとは?
そもそもストイックとは、どのような人を指すのでしょうか?
- 自分にも他人にも厳しい
- 努力家
- 向上心を持っている
- 周りに流されない
「禁欲的で、厳格に身を持するさま」
と表されます。
一般的に言えば、ストイックという言葉は良い意味で使われることがほとんど。
周りに流されず、自分が決めたことにひたむきな姿は、魅力的に映るものです。
それなのに、なぜ嫌われる人がいるのでしょうか?
長所が短所になりうる原因について迫っていきましょう。
自分にも他人にも厳しい
ストイックな人は、自分に対して厳しい人が多いです。
たとえばダイエットをすると決意したとき。
- 甘いものは食べない
- 20時以降の食事を控える
- 毎日2駅分歩く
そこまでは、周りから見てもすごいと思われる尊敬の的。
ですが、ストイックすぎると他人にまで強要し始めてしまうんです。
お菓子を食べているのを見れば、「そんなカロリーの高いもの食べたら太るよ。」
夜中にラーメンを食べたと言えば、「体に悪いからやめなよ。」
帰りにタクシーを使えば「甘えすぎじゃない?」
自分がダイエット中だからと言って生活を否定されたら、なんだかムッとしてしまいますよね?
自分だけに厳しいなら応援したくなりますが、他人を巻き込み始めたら話は別です。
「ダイエットしているのはあなた自身で、私は関係ないんだけど・・・」
と反論したくなってしまいますよね。
一緒に頑張ると決めたならまだしも、本人が勝手に始めたことに巻き込まれるなんて、たまったものじゃありません。
決めたルールを厳格に守るのは、素晴らしいことです。
ですが周囲を巻き込み始めた時点で、長所は短所に変わってしまいます。
「ストイック」というのは、自分自身に対して行うこと。
決して周りに強要して良いものではありません。
ひとつのことに集中しすぎる
ストイックすぎる人は、何か目標を決めるとそれしか見えなくなることがあります。
「今月は〇〇円売り上げる!」
と月の頭に決めたら、それを達成することしか考えません。
他にやらなければいけないことがあっても、売り上げることが第一。
雑務はほったらかしにして、売り上げだけを追っていきます。
そんな雑務を自分で尻ぬぐいするならまだしも、他の人に迷惑をかけることになるのがほとんど。
「どうして私が売り上げ達成のお手伝いをしなきゃいけないの・・・?」
と腹が立つのは当たり前の感情です。
ストイックすぎると、ついつい周りが見えなくなってしまいます。
目標達成に向けてひたむきな姿は素晴らしいですが、そのせいで周りに迷惑をかけては本末転倒です。
ストイックという長所は、いずれ自己中心的という短所へ変わっていくでしょう。
仕事以外でも同じです。
たとえば恋愛で好きな人を振り向かせると決めたら、友人をおざなりにします。
友達とランチの約束をしていても、彼からデートのお誘いがあれば、そちらを優先。
ドタキャンなんて日常茶飯事になってしまいます。
たしかに恋愛面だけ見たら、ストイックに映るでしょう。
しかし友人関係の面で見たら、ただの自己中心的な女ですよね。
ひとつのことに集中するのは素晴らしいことですが、その他のことが適当になってしまうのは長所とは呼べません。
結果、男性からもモテないのです。
自分は自分、他人は他人
ストイックすぎる人は、自分と他人の境界線があいまいになる節があります。
自分でも気づかぬうちに「自分=他人」という考えをしてしまっているので、嫌われてしまうわけです。
あくまでも、自分は自分、他人は他人。
人間である以上、他人を自分の思い通りに動かすことは不可能です。
ストイックなことを長所にするなら、自分だけの枠に収めましょう。
自分以外の人間にもストイックさを求めた時点で、嫌われる原因になります。
自分だけの枠に収められれば、尊敬の的となること間違いなし。
たったひとつの意識だけで、長所になるか短所になるか変わるのが「ストイック」という特徴です。
「相手はどう思うか?」
という部分が欠けてしまうと、人間関係はいとも簡単に崩れていきます。
ストイックすぎるとついつい自分のことしか考えられなくなりますが、そこは大人として気を付けるべきポイント。
人間関係をスムーズにするためにも、常に相手の気持ちを思いやることは必須です。
たったそれだけの意識で尊敬すべき人になれるなら、気を付けた方が得ですよね。
自分がストイックだと思っている方は、一度自分の言動を振り返ってみましょう。
嫌われてしまうようなことをしてしまっているかもしれません。