
嫌われ女と好まれ女
怒るに怒れない敬語を知らない若者!タメ口で話す後輩は嫌われる!
おいおい…なんでタメ口なんだよ。。。思い切りガツン!と言いたくなっちゃうほど舐めた口をきく後輩たち。
今日は、タメ口で話す後輩は上司や先輩から嫌われてるかも…♪
そんなフレンドリーをはき違え慣れ慣れしくタメ口で話す非常識な嫌われ女について見ていきたいと思います。
社会に出たばかりで右も左もわからない新入社員
時には、書類をピンクのペンで書いたり、日報に絵文字をいれたりと「そうくるか!」と突っ込みたくなるような斬新な方法で周囲を和ませてくれたりもします。
先輩としてどう注意すればいいのか困っちゃうのが、後輩の言葉遣いですよね。
「これどうやるの~?」「これ意味わかんないんですけど。」「(聞き取れずに)え?」
一朝一夕で、こんな言葉遣いは直りません。
頑張って敬語を話そうとしている努力が見えればまだ可愛いものの、
本人が無自覚だったり、あげくの果てには「ちゃんとした場面で敬語使えばいいんでしょ?TPOですよね」とか言ってる始末。
でも「敬語使えよ!」なんて怒ってしまったがために「あの人怖い」と変に噂になったら困りものだし・・・。
ただ注意をしただけなのに、被害者ヅラをされたり、最後は泣かれてしまったらもうなにも言えません。
このように、「タメ口で話してくる後輩」に悪戦苦闘している先輩たちはとても多いのです…。
自分には敬語なのに、異性の社員に対してはタメ口の後輩
自分には敬語を使っているし、異性の社員もタメ口でもまんざらではない様子なので「まあ、自分には関係ないか・・」って思うけどなんかモヤモヤする。
逆になんで自分には敬語なの?とちょっと嫉妬までしたりして。
でも会社は、学校や友達の集まりではありません。
言葉遣いに会社の規則はありませんが、社会人には必須のマナーです。
せめて会社にいる間は正しい言葉遣いを心掛けておかないと、会社内での人間関係につまずいてしまいます。
ただし、そんな後輩たちには注意の仕方を考えなければ、関係に溝ができるだけの後味の悪い結果になってしまうことも。
自分にだけタメ口の場合
「気軽になんでも言ってね・・」なんて言ってしまったばっかりに、親しみをもって話してくれているのか、自分だけに慣れ慣れしく話しかけてくる後輩。
後輩との間に信頼関係ができたうえでなら、まあまあ・・と思わなくもないですが、本当に後輩が先輩のことを尊敬しているのであれば、必然として態度や言葉遣いにでてきます。
これは、あなたのことを自分と同等か、それ以下だと見ていることを裏付ける行動です。
親切心で注意したのに?あとあと面倒になった事例
「そんなにきつく言っていないのに皆の前で泣かれた。」(Kさん)
→新人いびりのようになってしまい、こっちが悪者のように。大人なんだから泣くな!
「悲劇のヒロインぶられ、あからさまに避けられるようになった。」(Sさん)
→妙によそよそしくなって、固すぎる敬語を使われるように。仕事がやりにくい。
「上司に告げ口をされ、逆にこっちが謝らないといけなくなった」(Tさん)
→成長を見守ってやってくれと言われる始末。見守るだけじゃ成長しません。
注意をすることや怒ることは、できればあまりしたくないものですよね?
心を鬼にして言ったのに、方法と手段を間違えると「こんなはずじゃなかったのに!」という結果に。
仕事を円滑にしていくためにも人間関係は大事なので、先輩や上司に気を遣わせるような言動はしないことが大切です。
タメ口後輩を注意したらモラハラ?!
このご時世、周囲に人がいる状況で怒鳴ることはモラハラだと言われています。
変に仲良くなりたいからとヨソヨソしくしていると、後輩のタメ口はエスカレートするだけ。
でも、ガツンと注意すればモラハラの疑いをかけられることだってあります。
〔NG例〕
「敬語が使えないやつは、仕事でも使えないな」
「もう一回小学生からやり直してこい」
「君の話し方バカっぽいって言われない?やめた方がいいよ」
タメ口で話す後輩からモラハラ扱いされないためにも、先輩としてどう対処するべきなのか…頭を抱えて悩んでいる人も多いでしょう。
もし、職場でタメ口を使う後輩が現れたら、OK例を参考に注意してみてください。
〔OK例〕
「そういえば気になっていたんだけど、敬語は苦手なの?」
「私も新入社員のときはまわりの人から注意してもらったよ」
「話し方がきれいなほうが、魅力的に見えるよ。相手から信用されるよ。」
「じゃあこれからは一緒に直していこうね。気が付いたときは私も言うから。」
社会人として敬語が使えるなんて当たり前の事。
そんな当たり前の事もできない相手に対し、注意する側が言葉を選び伝えなければならないなんて
「どうかしてるぜ!」
とも言いたくなりますが、これも時代・・・と思うしかないのでしょうか。
フレンドリーをはき違えタメ口を遣う嫌われ女のまとめ
正しい敬語やきれいな言葉遣いはルールではなくマナーです。
いくら表面だけ取り繕ったところで、心無い敬語は逆に失礼に値します。
自分の立場を分かっていれば、相手の立場に合わせて話し方を変えることが出来ますが、共感性が欠如していると、誰に対してもなんとなくタメ口を使ってしまうようになります。
これが、嫌われる女の落とし穴です。
先輩と年齢が近いからといって、タメ口を使っていいとは限りません。
先輩が優しいからといって、タメ口を使っていいとは限りません。
先輩が仲良くしてくれるからといって、タメ口を使っていいとは限りません。
誰にでもタメ口を使う人は、周りからの評価もおのずと低くなってしまいます。
自分で自分を下げることをするのはやめて、自分の価値を高められる人間になりましょう。