「おじさんって、思われてないかな」──年を取るのがこわい。でも、今の自分でいいと思えた話。

九月に入って、
朝晩は少しずつ、
過ごしやすくなってきましたね。

そんな今月、
僕はまた一つ、年を取りました。

「男は40代から」

なんて言葉を、
聞いたり、言われたりもしますが、

40代になって、数年。
今も、共感できたことがありません。

どちらかというと、
楽しみよりも、
不安な気持ちのほうが、大きくなって、

もう10年以上、
誕生日は必ず仕事にしています。

普段通りの、何気ない一日。
気づけば、終わっている。

そのくらいのほうが、
僕にとっては、楽に感じています。

 

心斎橋本店には、
18歳から50代まで、
いろんな年齢の女性が在籍されています。

いつのまにか、
僕より年下の女性のほうが、多くなっていました。


どう思われているんだろう。
おじさん、って思われてないかな。


そんな気持ちが、
ふと過ることも、少なくありません。

それでも──

年齢に自信は持てないなりに、
「もしかしたら、大丈夫なのかもしれない」

最近、そう思えるようになってきました。


 
 

 

 


ふと、昔を思い出す

以前のブログでも書きましたが、
今、新しいことに挑戦しています。

その中で、昔のことを振り返る機会が増えました。

幼いころから、今に至るまで。

記憶を掘り起こしては、
いろんなことを、思い出します。


実家が、黒電話だったこと。

それが、コードレスの電話に変わって、
やけに、テンションが上がったこと。


好きな女の子と話したくて、
わざわざ公衆電話まで歩いて。

かけたら、お父さんが出て、
何も言えずに切ったこと。


待ち合わせも、そうでした。

「何時に、どこで」

一度決めたら、それきり。

相手が来なくても、
連絡のしようがありません。

来るのかな、来ないのかな。

分からないまま、
ただ、待つ。

何時間も待ったことも、ありました。

今なら、
「ごめん、5分遅れる」

たった一言で、済むことです。

 

ずいぶん、不便な時代でした。

でも、不便だからこその、
楽しかったことも、あった気がします。

あんな、のんびりした時代を、
生きてきたからかもしれません。

新しいものが、次々と出てきて、
少し前に流行ったものは、もう過去のものになっていく。

今の移り変わりの早さには、
正直、戸惑うことが増えました。

 
 

 

 

 

「バ先」が、分からなかった

この前、
心斎橋本店の女性と、話していた時のこと。

「今日、バ先で〇〇があって……」

そう言われて、僕は、
固まってしまいました。


ん?
バサキ?
Basaki?
何語だろう。
……手羽先?


まったく意味が分からず、
結局、教えてもらいました。

「バイト先」のことでした。

やっぱり、ついていけていない。

そう思うと、少し凹んだり、

「おじさんって、思われてるのかな」

と、不安になったり。


SNSを、もっと使いこなしたり、
流行にも、敏感になったり。

そんな風に、今の時代に、
もっと合わせていかないと、いけないのかな。

一時期は、
こう思ったことも、ありました。

 
 

 

 

 

その時代にしか、なかったもの

でも、

自分が生きてきた過去を、
振り返っているうちに、気づいたことがあります。

どの時代にも、
その時代だけの良さがあった。

それを味わえたのは、
この年齢まで、生きてきたからこそ。


無理に、自信を持とうとしなくても、
今の自分のままで、いいのかもしれない。

最近は、
少しずつ、そう思えるようになりました。

 
 

 

 

 

年齢を気にする気持ちは、分かる

これは、
チャットレディの仕事でも、同じかもしれません。

毎日、たくさんの女性から、
面接や体験のご応募をいただきます。

その中で、

「年齢的に、私でも大丈夫ですか?」

そう聞かれることが、よくあります。


年齢を気にする気持ちは、
僕にも分かります。

さっきも書いた通り、
年下の女性が増えて、
「どう思われているんだろう」と、
考えることが、多いからです。

だから、

「気にしなくて、大丈夫ですよ」

とだけ、簡単には言いたくありません。


現場を見ていると、思うんです。

若い女性にしかない魅力があるように、

いくつになっても、
その年代にしか出せない魅力が、ちゃんとあります。


会話の落ち着き。
相手への気遣い。
重ねてきた人生経験。
言葉の選び方。
人の話を受け止められる余裕。
当たり前を、当たり前にできる姿勢。


それは、
経験がなければ、
欲しくてもすぐには手に入らないもの、だったりします。

 
 

 

 

 

全部ひっくるめて、今の僕

今でも僕は、
年を取ることに、
前向きになれたわけではありません。

来年もきっと、
普通に、仕事をしていると思います。

「おじさんって、思われてないかな」

そんなことも、
また、考えているはずです。


でも、

黒電話を、知っていることも。

公衆電話から、
好きな子の家に、電話したことも。

「バ先」が分からなくて、
手羽先を思い浮かべたことも。

全部ひっくるめて、今の僕です。


無理に、今の時代に、
全部追いつこうとしなくても、
いいのかもしれません。

分からないことは、
「それ、何?」と、
教えてもらえばいい。

そして僕には、
僕が生きてきた時間があります。

 

誕生日は、
やっぱり、ちょっと苦手です。

でも、こうやって考えていくうちに、
前ほど、悪いものだとは思わなくなりました。

 
 

 

 

 

年齢を重ねたからこそ、持てるもの

これからチャットレディを、
始めてみようかな。

そう思いながらも、
「年齢的に、難しいのでは」と、
一歩を、踏み出せずにいる方。

もう続けられている方の中にも、

「私は、あと何年できるだろう」

不安になる方も、おられるかもしれません。

僕自身も、同じです。

年齢を重ねることを、
こわいと感じる日があります。

でも、僕が現場で見てきたのは、
少し違う景色です。

30代の女性も。
40代の女性も。
50代の女性も。

ここで、長く活躍されています。


落ち着いて、話を聞いてくれる。
気持ちに、寄り添ってくれる。

そんな女性がいい、と。
時間とお金を使って、会いに来てくれるお客様が、
たくさんおられるんです。

だから、
年齢で、自分に線を引く必要はないと思います。

辞めどきを決めるのも、
年齢ではないと思っています。

ご自身が、これまで過ごしてきた時間は、
誰にも真似できない、
自分だけのもの。

今のままで、大丈夫。

 

──と。

こうやって、
えらそうに書いていますが、

本当のところは、

僕自身に、
言い聞かせています。


年齢を重ねるのが、
まだ少しこわい僕が、

「大丈夫だよ」と、自分に言いたくて。

今日のブログは、
そんな気持ちで書きました。

 
 

 

 

 

PS.

昔のことを、深く思い返すうちに、
初恋も、よみがえってきました。

小学5年生から、中学3年生まで。
5年間、ずっと片想いをしていました。

その子から、もらったカセットテープ。


中山美穂さんの、
「ただ泣きたくなるの」


たった一曲だけが、
入っていました。

最近は、
ブログを書いたり、
新しい仕事を進めたりする深夜に、

ずっと、この曲を聴いています。

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代表ブログ

  • 「おじさんって、思われてないかな」──年を取るのがこわい。でも、今の自分でいいと思えた話。
  • 「得体の知れない生物」だと思っていた。──僕は知らないまま、人を決めつけていないだろうか?
  • 【9月賞金|総額65万円】「私でも、やれば届くんだ」──そう思える、ひと月に。
  • 素人のまま、書くと決めた。──「経験がない」は、始めない理由にはならない。
  • 「やらされる」では、いい仕事はできない。──12年、変えずにきた”強制しない”理由

スタッフブログ

  • 50代からの「今活」
  • マーメイドの代表、実はこんな人です。 ~勝手に観察日記~
  • 今日から使えるメール例あり◎|シルバーウィーク前に仕込む「種まき」作戦
  • 【距離感】お客様の前で着ぐるみは脱がないこと
  • 「初めの第1歩は一人じゃない」私がチャットレディを始めた頃の話。